【そマ?(それマジで?)】時たま理解できないロシア人の行動の話。
お疲れ様です、ひえだです。
ロシアはハバロフスク、極東の元中心地であった中国国境沿いの小さな町に住む独身女です(情報過多
さて本日はタイトルの通りロシア人の理解できねー一面を紹介してみようかなと🙄
もちろん文化が違うから理解できないところがあって当たり前なんだけど、
それにしても何で???と思わずつっこみたくなるのを紹介させてほしい🙃🙃
わたしもかれこれロシアとの付き合いは7年目とかになるけど
相変わらず一日一回は意味不明な事態に陥ってますわ。
では早速。
1. 小銭受け取らない説
スーパーで買い物したら会計が「207円」だったとしましょう。
あなたはいくら出しますか??🙄💰
わたしは小銭が貯まるのが嫌なタイプなのでぴったり出せなければ「212円」出す人間。
結論から言うとわたし、まったく同じことをロシアでやって受け取ってもらった試しがないんですわ。
むしろ出された金額を見てкассир(レジ係の人)に「お前アホなの?🤔」みたいな顔をされ、210ルーブルだけ回収、おつりは3ルーブルという結果に終わる日常。
可哀そうに取り残された2ルーブルを泣く泣く回収し、わたしの財布は小銭で膨らむばかりなのです😇
いや5ルーブル渡した方が楽じゃんか!!!とつっこみたくなるよね、ほんと。
でも最近なんとなくこの理由が分かってきた気がする。
ロシアの硬貨(記念硬貨除く)って「1、2、5、10ルーブル」がデフォなわけ。
ほんでもって時々おつりが5ルーブルだとしても「1、2、2ルーブル」みたいなんで返ってくることもあるわけ。
それを思うとさぁ、、レジの硬貨(特に5ルーブル)のストックが足りてないんじゃないかなと(笑)
わたし、日本ではレジ打ちの経験は割とあって硬貨の補充とかイメージ湧くけど
ロシアではそんなんやってんの見たことない(し、過去に2ルーブル足りなくて隣のレジに「ちょ、ごめん!2ルーブルちょうだい!」って言ってるおばちゃんを見かけたことすらある)。
つまりそういうことだ。知らんけど。
だがしかし納得いかんものは納得いかんので、いつかわたしの2ルーブルを受け取ってくれ。
2. 大きいお金も受け取らない説
とか言っときながらおつりの受け渡しが面倒くさいロシア人は大きいお金を嫌がる傾向にある気がする。
かつてモスクワのスーパーで買い物しようとした時のこと。
「527.23ルーブルでーす」に対し、
小銭をいちいち見るのが面倒だったわたしは1000ルーブル突き出した。
すると突然怒り出すレジ係😡😡
わたしの財布をひったくるとじゃららっとひっくり返し、きっちり下二けたのコペイカまでそろえて会計をした(逆にコペイカを持ってた私もすごい)
ロシア全土のレジでそういう状況が起こるとは言い切れないけど、結構な確率で1000ルーブルを拒絶されすぎたわたしは、小銭がなさ過ぎて地味に苦労したことがある。
どんな苦しみがあったのかはまた別の機会に話そう(笑)
3. 男も女も立ったまま用を足す説
これホンマにいまだに真相を聞けたためしがないんやけど、レストランとかでトイレを使おうとするとたいてい便座が上がってるわけ😇
なんでなん?????
みんな立ったまま用を足すの???
とかまさかな、、って思いながらも怖くていまだかつて誰にも聞けずにいる。
これ以上の深追いはやめとこう。
4. ロシアにないものはない説
先日、勤務中にロシア人職員に
「ロシアにキャスター付きの台ってある?」と聞いたことがある。
誰もが
「もちろんありますよ。ロシアには何でもあるんですから」と口をそろえて答えるので、
早速じゃあそれ買ってきて!と頼んだ。
数日後、とある職員が私のもとにきて「ひえださん、キャスター台ができました😊🎉」と言った。
・・・「できました」???
この前買い出しに行ったんじゃなかったっけ??と思いつつ案内されると
そこにあったのは手作りのキャスター付き台だった。
作った本人はかなり得意げで他の職員にも見せると息巻いていた。
いやまて、「モノがある」という話だったのでは??と思った私はすぐに言い出しっぺを問い詰める。
すると彼らは口をそろえてこう言った。
「あるじゃないですか。ロシアで売ってる材料を使って作れば」
(※後日実際にはちゃんとモノは売られているにもかかわらずDIY大好き職員本人の強い希望であえて一から作ったという話を聞いた)
5. むちゃくちゃ怒ってても
すぐに機嫌を直す説
最後にこれだ。
切替が上手、
感情のコントロールができる、
「おとな」…。
色んな言い方ができそうだが、はたしてどれも当てはまらない気がするのは私だけだろうか🤔
例えば家賃を2か月滞納した留学生の友人がいた。
彼は3か月も踏み倒そうとしていたのだが、そこに家主(ロシア人)が現れる。
彼女は友人を叱り、払えないなら安い家に引っ越しなさいと何度も言っていた(超当たり前)。
30分ほど息切れするくらい言い合っていた二人だが、ふと家主がしゃべっている途中で彼の私物のスケボに気づいた。
突然それに興味を示し、子どものように目を輝かせる彼女🤗🤗
「これどうやって乗るの?こう??」
なんて言いながらはしゃいで一通り遊んだ後、今度こそ家賃よろしくねー🙆🌞なんて手を振って帰っていった。
正直あっけにとられたし、むしろそんな感じだから友人も甘えていたんじゃないかと思った私だが実際にロシア人と働き始めて気づいた。
ぶちぎれていても数分後には機嫌を直してることがままある。
これを果たして切替上手と言うべきか、永遠の課題な気がするのは私だけではないと思う。
そしてそんなロシア人の不可解な行動たちを見て、「ああ今日も平和だなァ🤗」と笑ってるわたしも相当来てるんだと思う。