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【まとめ】2021年10月4日〜10月9日のはふりこと
はふりめく 11話より 2016年12月6日
白川学館の神道の教えというものは、コミュニケーション・プラットフォーム(呼応の場づくり)なんだということです
これは、白川学館で一番古いものであって、日本の伝統そのもの、一番守られてきた最後の砦、宝だと思います
我々は、お父さん、お母さんを当然のごとくに愛しているわけです。そして、子も孫もずっと続いていくわけですね。ある面では、中今ですね。過去と未来があって、今に至っているわけです
中今の中で見ると、我々が生きた先祖になるということです
この白川の「おみち」というものは、それを一つのシステム論的に表現している、その方法や掴み方までも表現しているわけですから、それをしっかりと掴むということは、最先端の科学であると僕は確信しています
古くからの人間に関わるものの全てを守り、そして、敬っていくということが、我々白川のおみちの中にある大事な部分であります
亡くなった人たちを遠津御祖神(とおつみおやのかみ)といっています。仏教では先祖という言い方をしますけれども
平らかな気持ちと、安心と、清々しい心の状態と、明るい心、平安清明に代表されるような情緒に先祖の方々にもなっていただく。ご苦労様でした、というねぎらいの想いを持つということです
我々そのものが遠津御祖神であるという自覚に至らないといけません
はふりめく 15話より 2016年12月9日
純粋な論理、あるいは科学的な実証を前提にしながら、白川を捉えることをしてきました
信仰という心のエネルギー階層は、事実にあるものであって、それは使い方の問題です。それをいたずらに「悪」のようにしてしまうということは、大きなエネルギー帯を使えなくする、すなわち損失である、と私は思います。人類が意識進化をしていく上での損害なのだと思います
私が思うには、皆さま一人ひとりが持っている心音(心根)を大事にすることに繋がる祓いになればいい
お祓いを、大声であげてもいいし、聞こえないような声でもいい。しかし、基本的には、どんなあげ方でも「許す」ということです
世界の民族が、様々な心音を持っていても、それを許し、認め、そして共に生きるという覚悟に繋がれば、今我々が目指す祓いも大いに役に立つのではと思っております
はふりめく 16話より 2016年12月12日
「とほかみえみため」にも色々な解釈がありますが、基本的には造化の神に関わることです
祓いというものは、穢れを取るという意味はもちろんありますが、全てを出しつくす意志ということです
大祓で、最小単位にして、平安清明にして「禍津(まがつ)」を消していくということです
朝起きて、お祓いをあげる。一日の中では途中で色々あるかもしれませんし、辛いこともあるかもしれません。もしあれば、朝、それを未然に取りましょうということです
お祓いにおけるエネルギーの使い方、出し方というものは、意志エネルギーを発するということです
お祓いの中身も一つの意志エネルギーというものが発現しやすいような構造になっています
創造の意志とエネルギーと、自己の意志を重ね合わせて出すことによって、物・事を生む、その法則の言霊ということを我々は学んでいるわけです
はふりめく 16話より 2016年12月12日
我々が目指しているのは、少ないエネルギーで物事が変えられないか、ということです
意識を神の創造の意志のレベルにもっていって、それから物事を展開していく
確信して生きるということができれば、上手に力強く生きるということになります
自分自身が素直に創造ができるということは、自己自身の考えといいますか、思考というものが正しく繋がっていくということになります
無というものは怖がられますが、無自体が一番エネルギーを持っている場であります
日々の鎮魂、祓い、言霊というものを自覚しながらやっていくことで、現実化がしやすくなります
自分自身を主体として置いて、瞬間瞬間に中今の中で宇宙創造をして、そしてまた戻ってくるということを繰り返している。そのことを自覚していくと、物と事が現実化するということになります
はふりめく 17話より 2016年12月13日
大晦日というものは、昔から、夜になると国之常立神様がお出ましになります。それで、年が明けると正月になります
一日で見ると、一日のはじまりが正月であって、夜が大晦日というかですね。毎日、朝夕に祓って清々しい気持ちになると、そういう感じがするようになります
正月というものは、日本人が新生という感覚を味わえる時なのです
それを毎日のように感じられるのは、朝の祓い、大祓をあげていくことでできるわけです
元々は晦(つごもり)と大晦日(おおつごもり)が大祓をあげる時であったと、延喜式ではいわれています
それを我々は毎日、朝からあげられるということは、朝から正月と大晦日の両方を味わうような感覚なのです
感覚としては、朝のときが正月の時のような一点の曇りのない、清らかな曇りのない一日を過ごすことになれば、みんなが上手くいくというわけです
はふりめく 18話より 2016年12月14日
元々日本人は、出会ったときに手を叩いて挨拶していたそうです
古事記からいきますと、一音一音が神であるわけです
五十神、五十音が、一音一音全てが神だ、ということで暗号だったということです
我々は神に向かって、神のことをするわけですから、一音一音が神であるという自覚にいたる、ということを高濱先生はいわれているわけです
昔から天の文(ふみ)、地の文、人の文といって、知らせがあるという捉え方をしていました
以下URLより、最新の「はふりこと」をご覧いただけますhttps://twitter.com/hafurikoto
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