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世界の99%の人が気づいていない、非常に面白い世界を公開します! vol.1

執筆:ラボラトリオ研究員  村上 卓

言霊とプログラミングの共通点から考察する言葉の力
〜日本古来の叡智「言霊」と 現代文明の叡智「プログラミング」の接点〜


以下の弊誌の記事でラボラトリオやパローレの意味が解説されています。

「2019年末、概念創造会社として誕生した、ラボラトリオ株式会社。」

その一部を抜粋します。

言語から成り立つありとあらゆる情報が、インターネットという巨大な情報空間のなかで膨大に飛び交う、現代のデジタルネットワーク社会において、
「言語・言葉というものが一番の科学である」ということを実証するためのプラットフォームとして立ち上がったのが、“Parole”(パローレ)です。

ラボラトリオにはイタリア語で、工房、研究所などの意味がありますが、
このラボラトリオという学びの法人のもとに、言霊の実現とよりよい社会の創造のためのシステム上の“場”であり、情報空間としてあるのが、Paroleなのです。

プログラマである私が上記文章を読むと、やはりプログラミングを想起します。

「情報、インターネット、デジタルネットワーク、
言語、言葉、プラットフォーム、社会、システム、情報空間」

といったキーワードは、プログラミングの専門書に出てきても
全く違和感の無い単語です。

実はここに、世界のほとんどの人が気づいていない
とても興味深い世界があるのです。

それを知るには、以下の2つの世界を知る必要があります。
1.ラボラトリオが研究する日本古来の叡智
2.現代文明の叡智ともいえるプログラミング

Paloreの読者の皆さんは
多くの記事から上記の1に触れていただいています。

ただ、ほとんどの方はプログラミングについては
正直よく分からないのではないでしょうか。

また逆に、世の中のプログラマの皆さんには
Paroleがお伝えする1の世界を
ぜひ知ってもらいたいと切に願います。

なぜならば、上記の2つが交わったところに
非常に面白い世界があるからなのです。

このとても面白い世界の存在に気がついている人は
まだまだごく少数だと思われます。

なぜならば、上記の1と2を共に学んでいる人は
まだまだ非常に限られているからです。

ただ、プログラミングに関しては
実際にプログラマになるほどの専門知識を持たなくても
これから私が解説するような概念を掴んでいただければ
十分にこの面白い世界を堪能できます。

では、前置きはこのぐらいにして
まずは、プログラミングとはそもそも何なのか
について解説していきましょう。

◎プログラミングとは何か
プログラミングとは
プログラムを「書く」行為を指します。
そして、その時に使う「言語」を
「プログラミング言語」といいます。

そうです。プログラミングとは「言語を使って書く行為」なのです。
ここでもやはり、言葉なのです。
現代文明の叡智もやはり言葉から出来ているのです。

そしてまた、「プログラム」という言葉の語源が面白い。

program = pro + gram
proは「前に、公の、掲示、宣言」といった意味を持つ接頭辞。
gramは「文字、文法、書き物」といった意味の言葉。

「公に宣言する書き物」という意味にも取れるではないですか。
この辺り、かなりParoleの概念と親和性が高いと思うのは私だけでしょうか。

日本古来の叡智と、現代文明の叡智といった
一見すると真逆の概念ですが
結局、その本質はひとつに回帰し統合されていくのではないか。

私は日々進化していくプログラミングの世界に
悪戦苦闘しつつもどっぷり浸かりながら
Paroleがお伝えする究極的な叡智との
整合性を感じ取るのがたまらなく楽しいのです。笑

私はもともとプログラマをやっています。
現代を象徴する職業のひとつだと思いますので
せっかくこの時代に生まれたのだから
プログラミングを生業にしようと思いました。

また、元来深く考えるのが好きでしたので
人間とはなにか、自分はどこから来たのか
どう生きるべきかという問を考えつづけてきました。

そしてある時、
「プログラミングとは何か」という問いを追求するなかで
その本質は言葉なのではないかと考え至ったのです。

そして、それをさらに深く考えていったとき
どうやら一般に言うコトダマというやつではないか?
という考えに至りました。

さらに、コトダマとは何なのか、ということを考えている時に
コトダマよりも更に深い概念である言霊(ゲンレイ)の教えに
不思議なことに出会ったのです。

そこからは無我夢中で勉強し、またそれは現在進行形でもあります。
ちょっと長くなってきましたので
次回はより具体的な例を提示しつつ、面白い世界をご紹介していきます。


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【村上 卓 プロフィール】
netenのプログラマ。最初にプログラミングをしたのは、6歳の時にMSXというコンピュータで。
だからといって、そこから天才プログラマの道に入ったわけではなく、
社会に出るまでは、ほとんどノータッチ。中学生、小学生の子どもが3人いるが、誰もプログラムはやってない。

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