VR×コーチングによる意識の進化
執筆:ラボラトリオ研究員 内海昭徳
しばらく前のことですが、さる1月29日、日本有数のコーチング事業会社である、ウェイクアップ様とnetenとのコラボレーションイベントを担当させていただきました。
ウェイクアップは、「宇宙視点からの意識の進化〜意識の進化はどこに行くのか〜」というテーマで、コーチングの新たなパラダイムに着手すべく、エッジの効いたイベントを開催されています。
「意識の進化」という共通のキーワードでご縁があって、今回、それぞれの持ち味を掛け合わせたイベントをコラボで開催してみよう!ということになりました。
イベント名はズバリ、
「宇宙×トランステック 」~テクノロジーを利用した意識の進化の可能性~
です。
人間の世界認識に最もダイレクトでわかりやすい変化をもたらす、VR。
その可能性や活用法、そしてVRから派生する本質的な概念の議論は、まだまだこれからも広がっていくと思います。
今回は、netenが提供するVR技術と、ウェイクアップ様のコーチング技術を掛け合わせたコラボレーションイベントでした。
一連の体験を経たあとの全体対話では、こんな感想の数々が。
「(VR体験の中で)自分が剥がれていくような感じがして、世界は無いことを直感した。」
「重力は脳と相関作用がある。→全部錯覚だから自由自在ではないか。」
「リアリティとは?事実と思っていることが本当にそうなのかについて考えさせられた。」
「コーチングは言葉、耳から何かを変えていくが、VRは視覚から、プロダクトは肌感覚から変えていくのを感じ、デジタルとアナログの掛け算ということを思った。」
「宇宙の流れに乗る感覚がわかったようだった。」
「情報の重なり合いがコーチングでも重要か。U理論でも、話しているうちに一つになっていく感覚がある。」
「誘導瞑想としてのVRの可能性を感じた。」
「(宇宙の映像に)知っている感覚をおぼえた。」
当日の様子をダイジェストでまとめてくださった動画がアップされていますので、よろしければご覧下さい。
様々な角度から、様々な取り組みを同時並行させつつ、ご縁のある方々と「和していく力」でもって、社会への貢献が加速できたらいいなと感じた時間でした。
お読みいただき、どうもありがとうございました。
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【内海昭徳 プロフィール】
筑波大学で国際関係学、京都大学大学院で政治哲学・社会経済学を専攻。
9/11テロを機に、人間の根本的な意識進化の必要性を感じ、大学院を中退。
未来社会の方向性について独自に探究を続ける中、nTech(認識技術)と出会い、科学と悟りの知恵を融合した人間開発と社会変革に長年取り組み、北米への事業の新規展開を担う。
2018年、サンフランシスコで開催されたwisdom2.0に日本人初のエントリースピーカーとして登壇。
AIを始めとするテクノロジーの進歩と並行して、TransTechや悟りの知恵の社会実装ニーズの高まりを予見し、2019年に独立。
個人、組織、経営者向けのコンサルティングや集合研修、講演会、リトリート、ワークショップなどを展開しつつ、日本はじめ古今東西の普遍的叡智を現代風にアップデートして社会変革に活かすビジョンを構築中。
著書:『新世界への航路』『みんなの夢がかなうハイパーコネクション都市』(共著)