Jリーグ移籍市場感想【アビスパ福岡編】
今回はアビスパ福岡編です。
YouTubeでも同じように語っておりますので良かったら見ていただけると幸いです。
主な新加入選手
ルキアン
田中 達也
熊本 雄太
前嶋 洋太
その他数名
主な退団選手
サロモンソン
ジョン・マリ
グティエレス
カウエ
石津 大介
吉岡 雅和
ブルーノ・メンデス
その他数名
という動きのまとめとなります。
結論から言うと、素晴らしいオフを過ごすことができたのではないかと思います。
ジョン・マリ、サロモンソンの退団は残念ですが、その他外国人選手については難しいシーズンとなったかと思います。外国人は決められた枠がある中で大金を投じて獲得しますので、1年1年が勝負になります。そういう意味では放出は致し方ないのかなと思います。
そして補強に関しては、ルキアンの獲得はサプライズでしたね。田中達也の帰還もそうですが、補強についても素晴らしいオフとなりました。
動画内でも何度も語っていることですが、やはり10月に残留を決めることができたのはかなり大きかったです。
もしかしたら、今回加入した選手の中で、J2だったら福岡に来ていなかった選手がいるかもしれません。
選手もプロサッカー選手としての寿命は短いので、レベルの高いカテゴリーや金銭的に満足のいくクラブでプレーをしたいのは当然です。
J2だと収入も減り、これらの選手の獲得につながらなかった可能性や、J1でやりたいという選手がいてもそれは当然です。
残留が12月の最終節まで決めきれていなかったら、と考えると恐ろしいですね。
来季のカテゴリーが決まっていないなら、それまでオファーを受諾することはできません、という選手はいるでしょう。
交渉相手からしたらカテゴリーは移籍の判断に大きな要素となるので、来季もJ1でやります、という看板は福岡にとって大きなものでした。
なので、主力の残留も早々に決まったのだと思います。
降格なら移籍したいという現有戦力もいたと思います。
ですので、福岡が充実したオフを過ごせた理由のひとつとして、早々にJ1残留を決めることができたことは大きいですね。
ここから補強がないとは言いませんが、可能性は低いと思います。
しかし、外国人枠は空けることができましたので、仮に22年シーズンの序盤〜中盤、上手くいかない状態が続いても夏に起死回生のきっかけとなる補強が可能になりますので、メンバー編成も良いバランスだと思います。
福岡という土地は様々な面でポテンシャルの高い場所です。
それはサッカーも同じで、これから強くなる特大の可能性をもった場所であるのは間違いないと思うので、22年シーズンは21年シーズンよりも躍進する可能性はあると思いますし、アビスパ福岡が勝ち続けてもそれはもうサプライズではなく、当たり前と言われる日も遠くはないと思います。
そのきっかけとなる重要なシーズンです。
今季も期待をしたいと思います。