舞台見た:ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rule The Stage -track.3-
思えば、オオサカどついたれ本舗に落ちて2年くらい経った。
ヒップホップとレゲエに苦手意識があったので、ヒプマイは絶対落ちないよなあと思っていたのに、新ディビ発表時にトレンド入りした「どついたれ本舗」「市丸ギン」「COWCOW」で完全に興味を持っていかれ。
Creepy Nutsが楽曲提供すると聴いて勝手に上がり(助演男優賞だけ知ってた)
曲に落ち
盧笙と簓の関係性に萌え
コミカライズを買い
そんなに集めるタイプでもないのに同人誌を買い漁り。
そんな中でも「ヒプステ」だけは手を出したら終わりだとなどとほざいており、日替わりを楽しむTLを尻目にいろいろしていた。
そんな謎の抵抗をしてたのですが、TwitterのヒプマイアカウントTLが今2nd DRB一色+TLがみな🚚3だって祭してる。
なんか公式もトレーラー出してるし。
もう抵抗をやめてみよう。
そう思い、発売日前日に職場のトイレで円盤をポチった。
prime会員なので発売日に来た。仕事が早い。
正直2.5次元には抵抗ない。
最初は冷ややかに盛り上がる界隈を見てたんだけど、会社の同僚と私の人生初となる2.5次元舞台:刀ステを観に行って、そこで一気に偏見を払拭された。
普通に話も面白かったし、素晴らしかった。
推しが出たので刀ミュもチケット当てて観に行った(葵咲本紀はいいぞ)。
楽しみにしてたけど、「御手杵と明石国行は別にアイドルじゃないからな…」と愚痴っていたが全力で楽しんだ。
それはそれで素晴らしい。
舞台演出と派手な剣戟に心を躍らせた。
けど、ヒプノシスマイクと刀剣乱舞、決定的な違いがある。
刀剣乱舞はガバガバだけど一応ジャンルとしては「歴史SF」だと思ってるので、歴史の事件とか殺陣とかでまあ可視化しやすいが、ヒプノシスマイクはそもそも実在しないし、ヒプノシスマイクを通したリリックは精神に作用する。
世界観が斜め上で特殊すぎるのよ。
なんなら割と世界観に慣れてきた今でもふとした瞬間に「違法マイクってなに?」ってなる
いや ほんと 違法マイクってなに?いつ聞いてもパワーワードすぎない?
話は逸れたけど、元々ヒプマイにずぶずぶになりたくなくて見る気はなかった。
でも推しが出るし、舞台表現が気になって観ざるを得なかった。
だって、ブタキンはキンプリの世界観を完全に舞台に落とし込んでたから好奇心が湧いて仕方なかった。
軽い気持ちでご飯食べながら観てたら随所にヒップホップの要素を取り込んでてワクワクした。
まず最初の注意事項にヒューマンビートボックスしながらいろいろ教えてくれててあがった。
ストリートダンスもかっこよくて、体幹お化けみたいな人がたくさんいてそれだけでも興奮した。
これ、コロナじゃなかったらみんなキャッキャ言ってたんだろうなって思った。
みんな静かに拍手して、ハンドサインで答えて。
すごいなあ現地に行ったヒプマイファン。よく声我慢したね。
これ、三浦大知のライブ言って黙ってろって言われるタイプのやつでしょ。きつい〜!
あと普通に2〜3曲くらいはラップするだけだと思ってたけど、蓋を開けてみればラップ版ミュージカルだった。
落とし込み方が上手だなあって思った。ラップへの入り方が不自然じゃない。
たしかに思い返せばヒプマイって割とドラマで感情が昂ったらラップバトルするんだよな。そう考えると感情の動きを歌で表現するミュージカルと類似なのか、と妙な納得。
まあ類似ってあんまり言うと怒られるかもだけど。
キャラのスピーカーもモニタに映して3Dを動かして、ところどころ歌詞も出て、すごくよい……。
舞台表現ってすごく面白いなってめっちゃ思いました。
きっとどんな舞台でもそうなんだろうとは思うけど、2.5は割と顕著になるのでわかりやすいのかもなあなど。
まあ舞台初心者だから詳しいことはよくわかんないです。
でも怒涛のラップであんまり中身分かってないので、また何回か観ようと思います。
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