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マルタとクレタ「ねじまき鳥クロニクル」村上春樹・・読書メモ

複数の知人から話題に出された本です。
実は、数年前マルタ島を中心に、今年クレタ島を中心にヨーロッパを旅しました。
この組み合わせが、村上春樹と関係があるのかと推察されたらしいのです。
実は・・まったく関係ないのです。
逆に、何か見つかるかもしれないと思って、「ねじまき鳥クロニクル」を読んでみました。ひたすらマルタ島とクレタ島の話題を捜して・・・。期待は、裏切られました。

ずっと前、ドイツ語訳の「渚のカフカ」を読んだのです。この同じドイツ語訳の「渚のカフカ」を読んで、日本ファンになり、現在日本在住になったドイツ人女性がいらっしゃいますが、正直、私には全く理解できません。ずっと前、韓国人の知人数人からも「村上春樹を知らない韓国人はいないよ」と言われたことがありました。

実は、あまり得意ではないのです、村上春樹。
「渚のカフカ」・・確かに、面白い!ズンズン引き込まれる!途中で、あの「ねこ」のところで気持ち悪くなり、読み終わったとき、どぉーっとした疲れだけが残りました。それだけです。あれだけの長編小説を読んで・・。
「ねじまき鳥クロニクル」にも、よく「ネコ」が登場しますが、「渚のカフカ」の、グロいイメージを想起して、同じ気持ちになり吐き気がしました。

マルタ島とクレタ島・・大好きです!住みたいくらいです!
村上春樹が、何故、マルタとクレタを引き合いに出すのか、ご存知の方がいらっしゃったら是非教えてください。
(写真は、クレタ島イラクリオンVenetian Fort Koules)


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