未熟な自分を曝け出す
例えば、数百億年の単位で「自分」を見てみる。
例えば、数百億年の単位で「世界」(「宇宙」かもしれない)を見てみる。
そこには、「過程」しかない。・・ヘラクレイトス
でも、「そのこと自体」を数百億年の単位で見てみる。
そこには、「静寂」しかないではないか。・・パルメニデス
両者の差はなんだろ?
メタ レベルの差でしかない・・否、メタ レベルの「差」がある!
ほんの数十年しかない・・否、数十年もある人生の、ほんの数日間にも、否、ほんの数分間にも、こころはおおきく揺れ動いている。
潔くミニマリストになれるひとは羨ましい。例えば、一遍、例えば、空也。例えば、某ユーチューバー。
結構、これからの自分にとって大事であろう本たちも古書バッタ屋行きの段ボール箱に詰めている。確信を持って。
夜中ふと目が覚め、
あっ!そだ!あの本もどそ!
と思って、ゴソゴソ起き出して段ボール箱を探っている。
それでいて、また戻したり・・・くりかえし。
どうして、こんなに優柔不断なのだろ・・わたし。
実際、いちど「古書バッタ屋」に行き、査定額すら付かず「ゴミ」扱いされ、腹が立って取り戻した本がある。
・・・・フォン・ノイマン「量子力学の数学的基礎」・・・
持ってても、わたしには到底理解できない・・・しぃ・・凹
・・・せめて「ゴミ」扱いしないでほしい!
そこで、考えたのが、ネットで調べて、相場よりもずっと高い価格を付けて、某eコマースにアップしてみた。焼け、線引き、書き込みなど「最悪の状態」であると告白しつつ。
それで買うひとがいたら・・仕方ない・・手放すしかない。他で買ったらもっといい状態のがもっと安くゲットできるよ、と教えてあげたくなるけど。。(実際、「いいね」を付けるひとがいた!なんと!)
これを理解できるひと、そう思っているひとのところに行った方が、わたしのようなぼんくらのところに居るより天才ノイマン先生は幸せかもしれない。
買うひとがいなかったら、それはそれでいい・・ぼんくらのところにいたらいい(^o^)
たまぁ~にパラパラめくって、これを理解できるひとがいるんだぁ~と溜息を吐くだけかもしれないけど。。。
少なくとも、天才ノイマン大先生の著作を「ゴミ」扱いはしなかった!・・
その自己満足にすぎないかもしれないけど。
ミニマリストになるのは、むずかしい(T-T)
(写真はエルサレム2023)