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ひとりSUPする青年 in Rethimno(Crete)・・ヨーロッパ放浪記(17)
レシムノン:Rethimno(Ρέθυμνο)は、広い。行政単位Regional unit: レシムノン県としては、エーゲ海側/北側の県都レシムノンから山間部を経て南側の地中海沿岸まで。
レンタカーで、南側の大自然いっぱいの地域に行った。
Agios Pavlosの海岸の手前のKato Saktouria 付近の山陵で目を奪われた。遠くに真っ白い雪山が見え、それも両側に。ひとつは、地中海の湾を隔てて、もうひとつは、山の向こうに。湾曲した山道のお花畑に駐車した。近くには、羊の群れがいて、首に付けた鈴が最高のBGMを奏でてくれる。Creteの大自然此処にあり。
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Agios Pavlosの海岸に着いた。オフシーズンなので誰もいない。
地中海からSUPを漕いで来るひとがいた。わたしたちがいる砂浜にあがってきた。フレンドリーに話をした。
その青年は、なんとウクライナ人だった。国外の大学に留学した後、この戦争になってしまい、帰れなくなってしまい、今はAgios Pavlosに、キャンピングカーと、小さな手作り小屋で暮らしているとのこと。某宗教の研究者から今は建築のビジネスを展開しているそうだ。小屋に宿泊の招待してくれたけど、レンタカーだったので実現しなかった。連絡先を交換してネットでつながっている。
今回の旅で出遭ったひとのなかで、いちばん印象に残っているかもしれない。
Kato Saktouria 付近の山陵の大自然と、Agios Pavlosの地中海の湾でSUPを漕ぐ青年との出逢い、その青年のナチュラルな生き方、これは決して偶然ではない。今回の旅の結論を引き出したひとつの要因である。人生はおもしろい!
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