おおくぼけいってさあ・・・
2024年5月15日。7時くらいに眠剤が効いて、もうすぐ寝ようとしたらPeingの質問箱に質問が着て「今からおおくぼけいを語ってください」と言われたので、本当にこいつは本当に失礼な奴だなと思ったし、9割寝て辞める、1割やる、の価値判断の中しょうがないなという気持ちでXのスペースをやった。
「本当に面白いです」と言われたけど、その人が質問箱をしたとは限らない。モヤモヤしたままで、寝るか喋るかのスレスレを頑張って1時間喋った。再生回数の初動が17リスナーだった。ツインレイの話題(松永天馬が私のツインレイでその処世術を明かす的な)だと33リスナーくらいある。つまり、アーバンギャルドに関心ある人は17で、松永天馬だと33くらいで倍になる。私のフォロワーにのみ適用される話だが。
おおくぼけいの「24節気72候」について語った。一番おすすめは小満(5月)であること、「あ・く・あ~ふたりだけの部屋~」のサウンドトラックが秀逸であること、戸川純アベックおおくぼけいの音源もいいということを語った。伝説的おおくぼけいTO・肩パさんとけいさまの実際を多分語ることができたし、あとおおくぼけいの恋愛事情を語る上で、一回のバンギャがどのようにバンドマンと向き合うべきかどうかを知らん間につるつるっと喋ってしまった。
いきなりのスペース開催だったので、おおくぼけいの箇所の「水玉自伝」を読むのを忘れていたので、今日(5月16日)読んだ。TOKYOPOPリリースあたりなので、あれから4年も経ってしまい、気が付けば熱心に購読してただけの私なのに出禁になったりしたし、水玉自伝を読んでいると逆に新鮮になる。今となっては大槻ケンヂの「オケミス」などで大槻ケンヂや頭脳警察に酷使されているおおくぼけいではあるが、それは実に2019年からの話であることにビビった。やはり、アーバンギャルド加入によって「実績」を認められたということだろうか。多分「24節気72候」も、多分企画ありきの創作だと思うので、アーバンギャルドバブルが2019年に開始されていたのであろう。思えば、ミスiD2017にも出させられていた。おおくぼけいは水玉自伝で「自分の意思で」ザ・キャプテンズを辞めてアーバンギャルドに加入したと一貫して主張しているけど、そう言われると逆に「松永天馬が裏回しして入ったんじゃないの?ミスiDも自分の意思じゃないんじゃないの?」って思ったりした。まあ、おおくぼけいあたりのミュージシャンなんて、思えば、小室哲哉のTM Networkの「Get Wild」なんかも、JUN SKY WALKER(S)が実は作曲していて、それを小室哲哉クレジットでリリースしたとかなんとかを大槻ケンヂがエッセイで書いてて、それは2023年の中で皆が共有したかなり攻めた関心事だったような気がするけど、ミュージシャンとしてそういう使い方されるのは慣れっこなんだろうなと思った。松永天馬も小室哲哉と同じようなビックネームとして語る日が来るのか来ないのかわからないけど、水玉自伝を記念したツイキャスの配信でおおくぼけいが「谷地村君は松永天馬君の鼻歌を作曲してやってるんで、みたいな発言もあり、当時傲慢な態度だった」みたいな話をしていたけど、つまり2014年以前では松永天馬の作曲は鼻歌程度だったことが露呈された。それも合わせて、おおくぼけいの箇所だけ水玉自伝を読んでいると非常に危ういバンドだったことがわかる。
おおくぼけいは素晴らしいミュージシャンではあるが、それを立証するためには、やっぱアーバンギャルドみたいなデタラメバンドを立て直すという実績を打ち立てないと、みんなにわからせることはできないんだろうなと思った。おおくぼけいは学生時代サークルの長になったことがあるらしく、おおくぼけいが運営すると70人規模になった実績がある。そして、おおくぼけいはアーバンギャルドが多分メジャーになっても、「音楽的要素としての魅力は感じない」みたいなことを言っていた。単に、浜崎容子と松永天馬の双子的要素にだけ魅力があったとか言ってたし、あと、さらに言うと、アーバンギャルドに加入するのも「逆転の発想」で、「かわいそうだから」加入した感じらしい。現在、顔なじみも顔なじみになって、もはや自分がアーバンギャルドに尽くしてきた德も無効化されつつあり、むしろ浜崎容子(イントロしか作曲できない才能がない人)にアイデアを搾取(おおくぼけいが作曲してるのに一番いい曲は全部浜崎容子のクレジットになる)されまくって、んで浜崎容子は厚顔無恥をやってるので、働いても働いても贅沢できなくて困ってるんじゃないかと察してしまう。
なぜ浜崎容子がここまで裸の王様になったのかは、松永天馬が作った「アーバンギャルドと言う王国の中で」悲劇(瀬々信の彼女だったのに、アーバンギャルドに加入し、谷地村啓とワンナイトラブをして不倫し、Wで破局して、多分子供もできた(『生まれてみたい』)けど堕胎し、そんな仲間とだらだらアーバンギャルドをやってきた)を繰り返してきたわけだから、松永天馬が浜崎容子をケアする義務がある、みたいなこと言いたいんだろうけど、松永天馬は弱者に対しては慈悲をくべるけど、傲慢な人にはめちゃくちゃ火を注ぐと思うので、なんだろうな。その中に入れる人ってそうとう繊細の襞が細かくないと発言権ないだろうなと思う。
浜崎容子はたくさん不幸になったから「あたしこそがアーバンギャルドであたししかアーバンギャルドになれない」とか思ってた時期もあるけど、多分、アーバンギャルの具現化だと思う。アーバンギャルもバンドマンからしたら2軍の女とかで堕胎してばっかだと思う。あと単純に口パクでしか歌唱力ないし、私の方が歌旨い気がする。
おおくぼけいについて考えると、結局浜崎容子アーバンギャルド辞めてくれないかなって話になるので、すごく暗いイメージではある。おおくぼけいは浜崎容子がアーバンギャルドを辞めないための、というかアーバンギャルドが空中分解しないための、キーパーソンだと思うけど。
読み返してみてこれで終わるのはさすがによくない。最後に今日の日常について語る。
博多駅バスターミナル地下のココカラファインは、アクアレーベルの化粧水を切らしていた。そして、いち髪のヘアミルクはおろか、ヘアオイルもなかった。ヘアパックだけ置いていた。
昨日厚揚げを焼いたやつにチーズをのせて、醤油をかけて食べたらしょっぱ過ぎた。チーズと醤油は合わない。
結局おおくぼけいネタで終わるけど、『20世紀のように』や『抜糸』で椎名ぴかりんをコア起用するのってめっちゃエロいなって思った。おしまい。