【なんちやってメンタルヘルス症状】
メンタルヘルスを診察するときは、まずは体の異常が無いことを確認します。
なぜなら、メンタルヘルスの問題に見えがちな体の病気があるから。
今日は、その一部を見てみましょうー。
<なんちやってメンタルヘルスの例>
①脳の問題
②甲状腺の問題
③ホルモンバランスの問題
①脳の問題
先週のnoteで、脳に問題が起こると精神症状が現れるという話をしたのですが…
例えば、脳を強く打ちつけたり、脳の中で出血したりすると、脳が正常に働けなくなります。
その際にダメージを受けた脳の部位が、感情を司る部位だったら、怒りっぽくなったり性格が変わったりするんですね。
精神症状に見えますが、脳神経外科など、脳を診てもらえるお医者さんでまずは相談です。
②甲状腺の問題
甲状腺が悪いときは、思いの外メンタルに変化が出ます。
キモチが落ち込むとか、イライラするなど、原因が無いのに何だかオカシイ…なんてときには、甲状腺外来もアリです。
甲状腺は特別な血液検査をオーダーするので、意図的に受診しないと把握が難しいんですね。
③ホルモンバランスの問題
女性が産後に強い抑うつ状態になる、人が変わったように乱心するなど、出産を機に驚く変化が見られたときはホルモンの仕業かもしれません。
多くは一過性ですが、あまりに症状が続くなら精神科受診をオススメします。
周産期の問題に思えますが、ばっちり精神症状が出ているときは精神科の出番です。
精神科受診のときの注意点
メンタルヘルスとひとえに言っても、体のカラクリが潜んでいることも珍しくないんですね。
身体的なものを診察の上、体の異常が無ければ、受診した際の検査結果を添付の上、紹介状を発行してもらうのが大切b
それを持って精神科に受診すると、お医者さんとのコミュニケーションがスムーズになりますよ^^
解説をめざすカウンセリングルームを開きたい
ぱれぱれ