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【脳はいくつになっても変化する】

年齢にネガティブイメージの強い日本人はぜひ目を通したい記事かも。
ちょっと長いけどオススメw

脳は使えば変わる。
それは年齢問わずそうである、というハナシ。


可塑性がテーマ

可塑性って、聞きなれない言葉ですよね。
簡単に表現すると『復活する力』でしょうか。
脳には、この可塑性というものが、だれにでも備わっています。

脳疾患にリハビリが有効なのも、可塑性があるおかげ。
睡眠が大切なのも、可塑性を活かすため。

一見すると、子どもなど若年期に有効な性質にも感じますが、大人でもなんでも、だれもが持っている力…なんだとか。


脳の力を確かめる研究

記事では、ラットを使った研究報告をまとめています。

◆2つのグループで研究
①一人で孤独に生きさせる群
②仲間と自由にふれあう刺激的人生群

この2群で暮らしたあと「迷路」をやらせて、その成績を競ったのだとか。

◆結果
②が圧倒的に良い成績を残した。
②の群の脳が、はるかに優れた脳に変化していた。

◆研究のポイント
研究に参加したラットは、人間にすると60歳以上の中高齢期の年代。
若年層のラットだから脳が発達したのではなく、いくつになっても脳は変化することの証明になった。


新しい刺激がポイント

脳が変化するためには「新しい刺激」が必要。

例えば、ラットも同じおもちゃを使っていると飽きるのだとか。
これでは、脳の神経回路も“中古品”になり、脳の発達率が下がってしまうようです。

メンタルヘルスの業界では脳の話もたくさんします。
ですので、この研究はとても関心が高かったですね。

脳はいくつになっても変わります。
「年取ったからだめねぇ」と言いがちな日本の人には気づいてもらいたい価値観だなぁと思うのでした。


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