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【リスペクト研究者さん】

認知症治療薬のヒントになる研究結果が発表されたようです。
認知機能が低下する仕組みがわかったかもしれないとか。
この結果、すごいですよね。治療薬の開発が進みそうです。


認知症の治療薬は無い!?

認知症は、今の医療技術では治せないもの。
薬が処方されることはありますが、それらは認知症の進行を遅らせるものだったり、認知症のために現れる精神症状を和らげるものだったりします。
根本的に治して、薬の要らない"完治"という状態にするものではないんですね。


"完治"が難しい病気は意外と多い

認知症のように、完治が難しい病気は多いと思います。
そういうものは、服薬で症状を抑える対症療法が主体です。例えば、

糖尿病、高血圧、突発性難聴、統合失調症 とか?

日々、研究されているのでしょうけど、日進月歩です。


「ボケた」じゃない

認知症は治療薬が無いとはいえ、病気になるメカニズムはわかってきています。
昔は、認知症の原理すらわからなかったために「ボケ」と表現して、理屈のわからない奇妙なものと扱ってたわけですよね。

認知症は冒頭の記事の通り、脳の中に「たんぱく質」が溜まることが一つのきっかけとなって発症すると考えられています。
ただ、何故溜まるのか・とか、どうやって溜まるのが防げるか、溜まったたんぱく質は除去できるのか…など、細かい原理まではわからないんですよね。

認知症は、加齢のためにボケるというよりは、脳にたんぱく質が溜まり、何らかの影響があって発症する「病気」なんだという解釈を、ワタシはしています。
誰がたんぱく質を溜めやすいかなんてわからないので、40歳・50歳などの若い人でも発症してもおかしくはないだろうという理解です。


研究ありがたい

深いところまでわかりませんが…今回の研究結果によって、認知症治療に大きな前進が期待できるかも…!?
なんて、思っています。

ワタシのように、生身で人と対峙する人間もいれば、皆からは見えないところで病気の原理や治療を研究している人もいるんですよね。
そういう人がいるからこそ、ワタシたちも知識をもらって活動できるのだとしみじみ思うのでした。


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