【子どもの課題解決に必要なのはオトナの○○力】
子どものメンタルヘルスは、本人が自ら回復に向けて試行錯誤することが難しいもの。
今日は、子どものメンタルヘルス解決について考えてみます。
子どものメンタルヘルス解決は補助輪が必要
子どもにとって、身の回りの体験は未知のものばかり。
言葉や思考力もオトナと比べて未発達ですよね。
そのため、ストレス処理がオトナより不得手であるものです。
そんな子どものメンタルヘルスに向き合う際は、やっぱりオトナの補助が必要。
では、オトナのどんな力が必要なのか。
あるお母さんの例
お子さんが髪の毛を抜くようになったという、お母さんの相談を受けたことがあります。
お母さんなりに一生懸命対処していましたが、お子さんはどことなく反抗的。
手を替え品を替えても状況は変わらないので専門機関を訪ねたところ、こんなことを言われてしまいました。
一生治らない宣言を受け、お母さんは意気消沈してしまったんです。
オトナの「タチムカウチカラ」
専門機関で匙を投げられたことで、お母さんの戦闘意欲はほぼゼロに。
どうしたら良いかわからず、私の勤める相談窓口へ問い合わせました。
冒頭の通り、子どもの課題解決には補助輪が欠かせません。
大人が子どもの水先案内人になることで、子どもは解決に向けた道を辿ることができます。
ですので、専門機関でやるべきだったことは、お母さんへの労いと、お母さんのキモチの充電だったのだと思います。
「今まで頑張ってきたね」
「これからのことを一緒に考えていこう」
と伝え、今一度、子どもの課題解決に向けて行動を起こすための力を得ることが有意義だったのでしょう。
お子さんのことで困ったら
「子ども家庭支援センター」
やっぱここだな、と思います。
行政によっては「子ども相談窓口」やら「子ども支援課」やら「子育て相談」やら、片手に余るほどの標榜を掲げているようなこともあるので、どれが子ども家庭支援センターかわからない場合は役所の窓口で尋ねてみてください。
まずは相談してみて、複数の目で解決を模索できるとイイですね。
解決をめざすカウンセリングルームを開きたい
ぱれぱれ