【パーソナリティ障害の人の様子を見てみよう】
精神疾患についていくつもnoteを挙げてきましたが、なかなか説明が難しくて筆が進まなかった疾患があります。
今日はその一つをご紹介。
パーソナリティ障害
パーソナリティ障害は、以前、生きづらさをまとめたnoteでも触れました。
どのような人でも起こりえます。
身の回りにたくさんいると思いますし、もしかしたら自分がそうかも。
パーソナリティ障害の人は、人と深く長く付き合うことが珍しいかもしれません。
なぜなら、人と気持ちの良いコミュニケーションが取りづらいから。
パーソナリティ障害の例
自分(Y)とAさん、Bさん、仲良し3人組にこんなエピソードがあったとします。
Aさん→Y「Bさんがあなたの悪口言ってたよ」
自分(Y)「え、そんなこと言ってたの?ショック」
〜後日〜
実は、AさんがBさんにこんなことを言っている事実をYは知りました↓
Aさん→Bさん「Yがね、Bのことよく思ってないみたいだよ。私もYのあの態度はどうかと思うんだ」
文章ではうまく表現できないのがもどかしいですね。
パーソナリティ障害の人は、人を操ろうとすることがあります。
この場合は、YとBを仲たがいさせようとしてますよね。
コミュニケーションがうまくいかない理由
Aの不可思議さに周囲が気づかないうちはYとBが喧嘩をしたり、Aの言うことが真実に思えたりします。
しかし、徐々に周りも異変に気づいていきます。
そうすると「Aさんの言うことは怪しいな」と感じ、Aとの関わりに深入りしなくなります。
これが、人との関係が長く続かないイメージです。
Aは、自分の行動を省みると良さそうだと思いませんか?
それが、なかなか難しい。
パーソナリティ障害の人は自分の信念を疑わない傾向があるため、意図が伝わりにくいジレンマを周囲の人は抱えるのではないでしょうか。
まとめ
今回もいつものごとく、ほんの一例です。
パーソナリティ障害は様々なタイプがありますので、上の例もごくごく一例。
ですが、いずれも共通して「回顧が苦手」という特徴があるように思います。
自分を省みる、人の助言に「一理あるな」と思うなどが難しいため、周囲との認識にズレが生じ、コミュニケーションの齟齬が生まれます。
認知療法などで介入することもあります。
ちょっと自分の想いを横に置いてセラピストについていけると新しい自分に会えるのかもしれません。
以前、パーソナリティ障害を取り上げたnoteはこちら↓
どうぞご覧ください〜
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