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【価値観が広がるってこういうこと^^】

至る所で「価値観だ」「価値観だ」と言われて、うるさいなぁと思っている人にオススメnote( ͡° ͜ ͡°)

先日のnoteで、この漫画を紹介したんです。

「ニューヨーク・ニューヨーク」羅川真里茂

自分で記事立ち上げといて触発され、買い直しました^^;
この漫画は大人になって読むと新しい気付きがありますね。
ゲイカップルの純愛話ですが、少数派ゆえに傷つく気持ちや、人を愛する気持ちに触れられます。

そして、人の「価値観」について考える良い教材でもあったので…
今日は「ニューヨーク・ニューヨーク」を取り上げて「価値観」のイメージづくりをしてみたいと思います。

●「ニューヨーク・ニューヨーク」登場人物は、おおむねこんな感じ↓(皆さん海外の方)
主人公 男性
パートナー 男性
主人公の両親
主人公夫夫の娘(養子縁組)


①「価値観の違う人を理解する」ってこういうこと

・価値観を受け入れる
・相手を想像する
これができたときの心の動きが分かる一コマがありました。

<story>
主人公の母が主人公からゲイをカミングアウトされ、パートナーとも初対面。
母はストレート女子。
同性愛なんて理解不能という価値観の中で、ある瞬間、息子の同性愛を理解できるかもしれない瞬間が訪れます。

その時の母の気持ちがこれ↓

***
拡がってゆく
考え方が違う人達
求める価値も存在も違う人間
私の閉ざされた
心が拡がってゆく

***

価値観の違いを理解する瞬間って、本当にこんな感じ。
凝り固まった自分の価値観にメスが入り、閉じていた心がパッカリ開きます。
この母は、愛情は男女間のみのものという固定概念が、息子たちの振る舞いを見てそうではないかもしれないと気づき、心が拡がります。


②「視野の狭さ」はこういうこと

価値観が広がらないときは自分の視野が狭いことが多いです。
「狭い視野を持つ人」を示す、クールな表現を見つけました。

<story>
主人公夫夫の娘は、ゲイカップルに育てられたことで同級生から注目を浴びます。
中学校でのある時間、娘の同級生が、ゲイカップルに育てられた異質さを一端の記者のように娘に指摘しました。

その時に、娘はこんなことを言います。

***
片側からしか
物を見れない目は
記者向きじゃない

***

“片側からしか”と言う表現がとてもにくいですね。カッコイイ
視野が狭いと限られた"ものさし"でしか考えられません。人は70億人もいますから、一つや二つの"ものさし"で測ることは難しいはず。
それを気付かせてくれるセリフでした。


「ニューヨーク・ニューヨーク」羅川真里茂

ごちゃごちゃ言いましたが、基本は純愛漫画。誰かを愛したくなる一品です^^
ワタシは、同性愛に対する印象が変わりました。

以前この漫画を紹介したnoteはこちら↓

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