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【「大往生でしたね」はなぐさめにならない?】

高齢者が亡くなったとき、こんな↑セリフ言うことありませんか?
これ、親しい人を亡くした人にとってはなんのなぐさめにもならないことがあるので注意したいところ。

大往生の概念?

大切な人にはいつまでも生きていてもらいたいと思うのが自然なキモチです。
100歳でも200歳でも、長く一緒に居たいと思って不思議ではないんですよね。

そのため、それだけ大切に思っていた人には、「大往生」という概念は存在しないもの。
むしろ、その言葉は「死んでも仕方がないじゃんー当たり前じゃんー」と言うのに等しいニュアンスかと思います。

言葉の選び方

このご時勢なので、予期せぬ別れに戸惑う方も多いかもしれません。
特に、感染症は、元気に働いていた人を失う、精力的に老人会に出ていたあの人を失うなど、今まで元気だった人が前触れもなくいなくなることが珍しくありません。

大切な人を亡くして悲しんでいる人がいて、どう言葉をかければ良いか分からず迷ったときは、心から「ご愁傷様でした」と伝えたら良いと思います。
ご愁傷様には「あなたが悲しんでいることが伝わってきます」というメッセージが込められていると思います。
相手をいたわる響きがある言葉でしょうか。
無理して慰めなくても、この一言で相手の救いになると思うのでした。


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