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ママチャリでアユタヤを爆走する【EP6-1・タイ編】

Tamarind Guesthouse、ママチャリで巡るアユタヤ遺跡

列車から降りると、案の定お兄さんがぼったくり交渉を仕掛けてくる。寝ぼけていたので3人300バーツ(日本円で1200円)という話にうなづきかける。

何とかその後交渉して3人100バーツにしてもらい、宿泊施設に向かう。

タイ初めてのトゥクトゥクかとおもいきやこれはトゥクトゥクではない何かであった。3輪のモーターバイクに荷台がついたような感じ。

まあそれでも現地感は出る。ミニソンテウのような感じで荷台に乗り込むのも悪くはない。


一度ゲストハウスにチェックインして荷物を預かってもらい、今度は自転車で観光することにする。

ママチャリで観光というのは意外にもポピュラー?なのかわからないが、意外にも便利だ。一度払えばぼったくられることもない。

ベトナムでニンビンに行った際もママチャリは重宝した。

寺院、寺院、寺院。

ここから怒涛の寺院巡りが始まる。なんといってもバンコク以前の王朝があったアユタヤ。遺跡群と寺院のオンパレードである。

最初は日本人村→ワットプラマハタート→ワットプララーム→昼ごはん(バーンマイ・リムナーム)→休憩→ナイトマーケット

みたいな感じで進めようと考えていた。

しかし、日本人村についた時にはまだ開館時刻になっておらず、泣く泣く僕は他の寺院を周り、2人とは別行動をする。上の写真はその時に撮った写真である。

【ワット・パナンチューン】
アユタヤが首都となる26年前、1324年に建てられました。幾度となく繰り返されたビルマ軍の破壊から奇跡的に残った寺院でもあり、縁起がよい寺として、今も多くの人々の厚い信仰を集めています。本尊である高さ19mの黄金仏の座像を安置している中国風の装飾で飾られた堂内に、タイ様式の他の寺院とはまた違った魅力が感じられます。

amazing thailandから引用


で、でかい

日本人村へ

時間になり日本人村へ再度入村。日本人村といっても実際に村があった場所に歴史資料館があるような形である。

16世紀初め、御朱印船貿易に携わった日本人たちが日本人村を築き、最盛期には2,000~3,000人以上もの日本人がアユタヤに住んでいました。

日本人の多くは、アユタヤの傭兵としてビルマ軍との戦いにも参戦。当時の日本人町の町長であった山田長政は22代ソンタム王から官位を与えられるほど大活躍しましたが、1630年に憤死。日本の鎖国で18世紀初めにはこの町も消滅しました。2007年、敷地内に日タイ修交120周年記念館が設立され、記念の石碑には「アユチヤ日本人町の跡」と記されています。タイと日本の友好の歴史を知ることができる貴重なスポットです。

amazing thailand引用

アユタヤに来てから日本人との関係性を知り、突然歴史の教科書の内容と現実がつながった気がした。「朱印船貿易」という言葉を聞くのはいつぶりだろうか。

タイにおいても日本人が活躍していて、今なおこのような形で残っているのは日本人としてもとても嬉しいことだ。

このような朱印船貿易の後は、ベトナムのホイアンでも見られる。旅に出るとこういう歴史の教科書で習った内容が結びつくことも醍醐味の一つだろう。


ワット・プララーム

1369年、ラメスワン王(1369~1370/1388~1395年)によって建立されたとされるアユタヤ王朝初期の寺院。ここはラメスワン王の父で初代のウートン王の葬儀が営まれた場所と言われています。

また、初代王の命によって掘られたとされる池は「ブン・プラ・ラーム」池と呼ばれ、現在アユタヤ市民の憩いの公園として整備されています。境内には、クメール様式のトウモロコシ型の塔堂を中央に、本堂そして7つの礼拝堂の跡が残っています。

Amazing Thailandより引用


これまで訪れた寺院とはまた違う、レンガ積みの寺院である。多くは、戦争時に破壊されて修復されたものが保存されているらしい。


ワット・プラマハタート

これは「アユタヤ遺跡」について知らない人も見たことがあるかもしれない。

【ワット・マハタート】
木の根に埋もれる仏頭の姿が有名な遺跡。かつては黄金に輝く荘厳な仏塔も、今は廃墟となり、頭部がない仏像や崩れ落ちたレンガの壁、礼拝堂の土台が残されています。1369年~70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロムラーチャー1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の一つです。

Amazing Thailandより引用

頭が木に埋もれている写真は一度は目にしたことがあるのではないだろうか。実際に目にすると中々迫力がある。有名なフォトスポットとあって多くの観光客がここで写真を撮っていた。

ちょっと怖さのある仏様

大きなエビを食す

ようやく昼ごはんの時間である。このバーンマイリムナームというお店は川沿いにある場所に立地していて、地元の人もよく訪れるという人気店。

ウェブの口コミで知った情報だったが、実際に行くと本当に家族づれできているお客さんも多かった。

大きなエビ

ここで一番食べたかったのは、この伊勢海老並に大きいエビだ。メニュー表を見ると、1人一匹は頼めないぐらいなかなかいいお値段がしたので3人で分けることにした。

それ以外にもチャーハン、野菜炒めっぽいものを頼みシェアする。そもそも伊勢海老を食べたことはなかったのだが、朝から自転車を漕ぎまくった体には沁みた味だった。

ここはクレジットカードも利用できるので、ぜひ行ってみてはどうだろうか?

少し長くなりすぎそうなので、一日を半分に分けて話そうと思う。
次回へ続く。





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