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『苛性ソーダ』について‥だけど興味あるのはひと握りだよね。でも大切なコト

最近はあまり石鹸関連の記事が少ない気がするから、久々に投稿しようと思う。肌につけるモノは絶対的に守る必要があるって本来なら言いそうだけど、実はそうでもなかったりする。

なぜかは、、過去記事を読み返してもらうと明白。そもそも長いスパンで身体に影響がある事やモノっていうのは、目に見えてわかりづらいワケで、その点をどうやって伝達していくか?が課題だったりする。

これは良いコトも悪いコトも同じ。茹でガエルの例えがかなりマッチする。

ダイエットや筋トレとかなり近い感覚があって、その中でも継続って言葉が重要になり、その継続っていうのがなかなかね、、w

難しいよね。

苛性ソーダとはなんぞや?


苛性ソーダ(かせいソーダ:水酸化ナトリウム)は、強アルカリ性の化合物で、多くの工業や家庭用製品に利用されている。

→化学的性質は?
化学式:NaOH
無色の結晶性固体で、水に溶けやすく、水溶液は強いアルカリ性を表示。吸湿性が高く、空気中の水分や二酸化炭素を吸収して溶解しやすい。

→用途は?
製紙、繊維、石鹸、洗剤の製造に使用される。
化学工業では、酸性廃液の中和、金属の表面処理、石油精製などに利用。家庭用では、排水管の詰まり解消剤としても使われたり。

これだけ聞くと結構恐いなって印象だけど、下記にそのリスクになるであろう内容を羅列いていく。


苛性ソーダのリスクとは?

→皮膚や目への影響
皮膚に接触すると強い腐食作用があって、化学熱傷を引き起こす可能性がある。目に入ると重篤な損傷を引き起こし、失明のリスクもあり。

→吸入や飲み込み
吸入すると呼吸器に深刻なダメージを与える可能性もある。誤って飲み込むと消化器官に深刻な損傷を与えることも。

とまぁ、色々なリスクがあるワケで、なかなか取り扱うのには苦労する。よく石鹸作りではこの点がかなり危険視されているのも事実。

ただし、使い方を間違わなければ、それ相応のメリットだってもちろんある。

じゃあ親和性は?

→石鹸の製造
苛性ソーダは、油脂と反応して石鹸を生成する鹸化反応において重要な役割を担う。

油脂と苛性ソーダを混合し、加熱することで石鹸とグリセリンを生成する。

上記理由から、固形石鹸の製造には欠かせない成分だけど、安全なモノを作るには適切な取扱いと処理が必要不可欠。

業者までになると苛性ソーダでの製造をするワケだけど、手作り石鹸など、自分で作る分には必ずしも必要というワケではない。

でも、代用は効く。

その代用品は『重曹』や『灰』とかになる。検索するとたくさん出てくるので一度探してほしい。苛性ソーダで撹拌した後のモノも市販されているしね。

特別に普段からこの知識は必要かというとそうでもないんだけど、ただの石鹸ひとつでもこうやって解像度を上げていくのは大切なコトだと考えている。

でも楽しくない

と思う(笑)

1個作るのに様々な過程を辿り、色々な人が従事する。消費者の人々の手に渡るまでも含めるとその人数や工程は山程あったりする。

でも、そんな部分って見えないし考えるコトはなかなかしないのが通常だとも思う。

完成品だけでそのアイテムに宿る熱は見えないのが当たり前だし、その想いはあえて見えないのも良いのかもしれない。

その時点で、リアル店舗とかでは対人として伝える必要が出てくるコトによる店舗の価値を創出できると考えれるから。

ちょっと主題から離れているけど、言いたいコトはココにある。過程やその中身って知ってほしいと思う反面、知らなくても大丈夫だよねって思えるこの境界は絶妙なバランスで今も世の中で常駐しているんだなと。

ここに信頼あり

専門的な内容だと、イチイチ頭に入ってると容量オーバーになるし、知る意味合いが弱い。だから専門家がいるんだとも思うワケ。

売る側、即ち提供サイドの知識、知見の容量とそれを伝える能力、伝導的な役割をしっかり担っていれば”信頼”というブランド力でお客さんにより安心を提供できる。

結果、買い物というカテゴリがより気持ちよくなれる方程式が完成する。

とにかく、苛性ソーダに限らず専門的な内容は専門家に聞くのが早いし、一度頭にいれとけば、忘れたとしても予備知識としていずれ思い出すコトもあるはずだ。

ChatGPTじゃないけど、あれ?忘れたな‥って時は知見BOXとして聞いたらそれで大丈夫。

石鹸って奥が深い。


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