パーム油って聞いたコトあるけど、なんだかよくわからない人向け
うん、聞いたコトあるけど、それって何？って人も多いと思うし、ただ、これを知ったからといって特別何か得るもの？があるのかは人によって違ってくる。※それはどの内容でも同じか
ただし、何にでも当てはまるけど、身の回りのモノ、または日々使うモノを理解していくコトは大切なコトだとは思っている。乗っている車もある程度理解しとかないとトラブルによる対応が疎かになるのと同じ。
パーム油って何？
パーム油は、アブラヤシ（油椰子）の果実から抽出される植物油のコトで、この油は食品、化粧品、洗剤、バイオ燃料など、幅広い製品に使われていて、世界中で重要な資源となっている。
となるとかなり身近なんじゃないの？ってなっていただけるかと。
パーム油の特性
パーム油は食用油として使用されたり、加工食品の原材料としても使われている。マーガリン、チョコレート、アイスクリーム、ビスケットとか。また、酸化に強くて常温で固体であるため、保存が簡単で調理にも適している。
また、パーム油は石鹸や洗剤、化粧品、キャンドルの製造にも使われていて、バイオ燃料としての利用も増加傾向にあり、化石燃料の代替となったりもしている。
だからウチはパーム油がメイン。
環境問題
パーム油の生産は主に東南アジアで、特にインドネシアとマレーシアが主体になる。
この地域では世界のパーム油供給の約85%を占めていて、パーム油生産の高い収益性から、アブラヤシのプランテーションが急速に拡大しているワケで、その影響として多くの天然林が開発されるコトになる。
何がダメなのか？↓
これは環境に対して大きい影響があって、熱帯雨林の破壊、湿地の開発は、貴重な生物の喪失、温室効果ガスの排出増加を引き起こし、オランウータンなどの絶滅危惧種の生息地が失くなるという懸念がある。
また、森林火災の発生で大気汚染の悪化を招くケースも。
地球規模で考えると、自宅を荒らされていると捉えるとわかりやすい。シンプルに規模の違いだけ。
持続可能なパーム油
様々な環境問題に対処するために、持続可能なパーム油の生産が大切な取り組みとなっている。
RSPO（持続可能なパーム油のための円卓会議）などの国際組織が、持続可能なパーム油の認証制度を設けていて、環境に配慮した生産を推進中だ。
認証を受けたパーム油は、環境保護や社会的責任を果たす生産者によって作られていると認められるワケである。
消費者としての選択？
消費者としては、持続可能なパーム油を選択するコトで環境保護に関係を持つコトができる。
また、パーム油の過剰消費を避け、バランスの取れた食生活を意識していくコトも重要になってくる。
製品ラベルをチェックし、RSPO認証の有無や代替油脂の使用などをチェックすることで、エコフレンドリーな選択をするコトが可能になる。
で？！
パーム油は用途が多くて便利ではあるけど、その生産には環境や社会的な問題が伴う。
持続可能なパーム油の生産と消費を促進することが、この先の地球環境を維持するのに役立っていくワケじゃないかと。
消費者一人一人が意識的な選択を行うことで、持続可能な未来を築く一助となるかも。
ちなみに
エスポルの固形石鹸はパーム油がメインだけど、上記で挙げたRSPO認証を取得しているからご安心を。
今回はザックリとした断面だけをピックアップして記述したんだけど、それぞれに深掘りしていかないといけない課題が多い。
環境環境って言ってても、なかなか日本に住んでいるとその実感は湧かないのが実情であって、取り組みに対する意識は向かない。
だからと言ってそれだけを伝えていくだけじゃ何も変化はないから、何かを介在するコトで意識は向かなくても関係を持つコトは可能。
世界規模でこんなに環境が変化していく中で、自然と基盤を整えていくライフスタイルが確立されたらそれは成功という名に近いものがあるかもしれない。
その引っ掛かりがウチでは石鹸になっている。
オーガニック、ヴィーガン、環境問題となると稀に過激なイメージを持たれる人がいると思うんだけど、当方ではその類としてはやってはいない。
もっとフランクに何か社会的意義に繋がる取り組みが接点となれば生活環境はゴロっと変わるんじゃないかと日々考えている。
石鹸って本当に良いよ。
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