【ありがとう2020年】日常に公園のここちよさをお届けするparkERsの1年の歩み
みなさまこんにちは。parkERsブランドコミュニケーション担当の矢崎です。今年もあと1週間ほどでおしまい。なんだかあっという間だったな…と皆さん思っていらっしゃるのではないでしょうか。誰も予想できなかったこの1年。そういえば夏には海にも行ってないし、お祭りもなかった…。家族の元に帰れなかったり、楽しみに予定していたことが中止になったり。悲しいことや辛いこともたくさんあった…。けれど、今まで気がつかなかった大切なことや豊かな時間に気づいたり、今年だからできた新しいチャレンジもたくさんあったと、私は思います。
私はPR担当として社内外のニュースを発信し見つめてきました。振り返ってみると、この1年間parkERsは「日常に公園のここちよさ」をお届けする空間デザインブランドとして、parkERsだからこそできることを模索し、前に進み続けていたと思います。
今年最後のnoteでは、2020年の歩みを振り返り、新たな年へとつなげていきたいと思います!
楽しかった新年会
毎年恒例の明治神宮への参拝を終え、オフィスで新年会。素晴らしい1年のスタートを切りました!いまでは考えられない、この密さ…。
お花見に行けなくても、花で豊かな時間を。
3月ごろ。徐々にステイホームの潮流が広がってきて、送別会やお花見などのイベントもどんどん中止に。悲しいけれどこんな状況だからこそ、いつもと違った花の楽しみ方をして豊かな時間を過ごそう!とnoteでは「おうちでお花見」をご紹介しました。
茨城県フラワーパークリニューアル事業に参画!
今年の2月には、2021年4月下旬にリニューアルオープン予定の茨城県石岡市に位置する「茨城県フラワーパーク」のランドスケープ、建築のデザイン、そしてソフトサービス構築に至る全面的なリブランディングまで担当することを発表いたしました。
茨城県フラワーパークは6月22日より一時閉園し、リニューアルオープンに向けて本格的な準備を進めています。設計やランドスケープデザインも進めながら、四季を五感で感じるアクティビティの提案や新しいバラの撮影など、花や緑のある日常の豊かさを届けるわたしたちならではの感性を生かしたワクワクするような企画に多く取り組みました。
園内の植物を蒸留してアロマオイルを作成中!
ステイホームをここちよく。
4月ごろから、parkERsでもリモートワークが実施されました。実際に自宅で仕事をしてみて、快適さを感じたり、一方で不便さを感じたり、それぞれの気づきがありました。
そんな気づきや自分なりの解決策、今後の提案にどう活かせるのかを考え、メンバー同士で、掲示板やWEBミーティングを活用し積極的にシェアをしました。
庭で摘んだ花を生けるだけでぐっとここちよく。
メンバーのアイデアは、note記事にもまとめました。
リモートワークのコミュニケーションについて考える。
今年になって急増したWEB会議。視覚と聴覚の情報しか伝わらない分、コミュニケーションが希薄になったり、温度感が伝わらなかったり、様々な懸念が生まれました。
parkERsのWEBサイトでは、parkERs南青山オフィスの画像を限定配信。WEB会議の背景に使用いただくことで画面の向こうの相手にも公園のここちよさをお届けするきっかけを作りました!
parkERs内では、毎週月曜日の全体会議で筋トレのお兄さんが登場することで、運動不足の解消や社内コミュニケーションの活性化にチャレンジ。
楽しかった筋トレタイム
「できない」を新しい「できる」に変える
世の中の潮流を受けてparkERがチャレンジしたことといえば「Indoor Park “ONLINE”Talk Show」は、PR担当としては外せません…笑
スタッフ全員がデジタル素人の状況で、必死に取り組んだYouTube配信ライブ。
様々なジャンル・業界で活躍するゲストを招き、コロナ禍での変化について考えながら「人と地球の未来」についてゆるく語り合うオンライントークショー。週に1回の頻度で全10回開催しました。
こんな状況だからリアルイベントが「できない」を、オンラインイベントが「できる」に変換することで、ロンドンやニューヨークからゲストに参加いただいたり、クリエイティブディレクター城本がキャンプをしながら参加したり!など、これまでではできなかった挑戦ができました。
そしてさらに、「できない」を「できる」に変換した取り組みといえばこちら。
6月には、東京都東村山市「北山公園」の花しょうぶをparkERsのデザインした空間にお届けしました。「北山公園」は新東京百景にも選ばれた花しょうぶの名所。毎年6月上旬から下旬に行われる「東村山菖蒲まつり」が新型コロナウイルスの影響で中止となったため、この花しょうぶを、parkERsがデザインを手がけた空間にお届けしました。
花しょうぶを見てもらうことが「できない」を今まで北山公園を知らなかった人に見てもらうことが「できる」に変換。ここで興味を持って来年足を運んでくださる方が現れることを願っています!
サステナブルな取り組みも。
6月には、parkERsオフィスが「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」に認定されました。
「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」は、港区で2011年10月より開始した、港区内の建築物の構造材、内外装材、家具などで使用された国産木材量に相当する二酸化炭素固定量を認証する制度です。
parkERsのオフィスでは東京都多摩産の木材を多く使用しています。これが大気中のCO2削減と国内の森林整備の促進に貢献しているということが認められました。
さらに、10月には、parkERsオリジナルの土「parkERs soil」がグッドデザイン賞を受賞!
「地球を掘削しない土」をコンセプトに、ココヤシピート、コーヒーの豆かす、ヤシの外皮など元は廃棄されるはずだった資源から作られた 「parkERs soil」。新たに地球を掘削しないため、環境に負荷をかけないアップサイクルな商品である点を評価いただき、この度の受賞につながりました。
これからの時代に向けて…
「感性を科学する」テクノロジーの分野でも大きく飛躍したこの1年。
8月には、これまで専門知識を持った職人の経験や感覚で判断されてきた「植物が生育しやすい環境」の数値化を実現し、それらを元に「空間ランクづけ」サービスを開発。
このサービスと遠隔操作が可能になるため人的負担を軽減できるIoTを使ったモニタリングシステム「Indoor Parkモニタリングシステム(IMoS アイモス)」を併用し、エリアによっては月々の植栽維持管理費を最大で50%減額できるサービスを発表しました。
さらに、11月にはデザイン設計だけでなく運営までをparkERsが手がけるサロン「HUMAN FIRST SALON 」がオープン。
こだわりのフードとドリンクの提供をはじめ、植物の販売やワークショップの実施など、さまざまな植物の情報交換や体験を含めたここならでは時間をお過ごしいただける企画をご提案。parkERsの新たな可能性が形になりました。
2021年へ…
そして気がつけばもう12月。こうして振り返ってみるといろんなことがありました。仕事の仕方や人との関わり合い方が変わっても、どんどん新しいものを生み出し続けることができていた、と思います。
それは、どんな状況でも支えてくださったお客さまや。親身になってくれたパートナーのみなさま、そしてひとりひとりの想いの賜物です。1年間お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
来年は、どんな年になるのでしょうか?不安なこともたくさんありますが、どんな状況でも希望を持ってクリエイティブに挑戦し続けて行きたいとparkERs一同考えております。新しい年も、parkERsをどうぞよろしくお願いします。