国産材を用いてCO2削減に貢献する、心地よいオフィスデザイン
「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、花や緑、木や水といった公園の要素を用いて、人が豊かな時間を過ごすことができる空間を作る、空間デザインブランドparkERs。
わたしたちのオフィスでは、地球環境に配慮したデザインから働き方の向上まで、様々な角度から、持続可能な社会の実現につながるような仕組みづくりに取り組んでいます。
parkERsのオフィスでは東京都多摩産の木材を多く使用しています。これが大気中のCO2削減と国内の森林整備の促進に貢献しているということが、この度「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」において認められました。
「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」とは?
「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」は、港区で2011年10月より開始した、港区内の建築物の構造材、内外装材、家具などで使用された国産木材量に相当する二酸化炭素固定量を認証する制度です。
わかりやすく言うと、オフィスなどで
・国産の木材を使用していること
・木材の使用により、炭素を固定していること(大気中のCO2削減に繋がる)を正式に認めていただくものです。
parkERsのオフィスでは、3.08㎥の多摩産材を使用しCO2 1.70t分の炭素を固定しており、これは最高ランクの★ ★ ★認定を受けました。
parkERsが人に心地いいと感じてもらえる空間をデザインし施工することは、その空間の炭素固定量を増加させ、さらに国内の森林の整備を促進させることにつながり、最終的には地球温暖化防止に貢献しているといえます。
認定を受けた木材とわたしたちの取り組み
今回、parkERsのオフィスで国産の木材として認められたのは、Outdoor Park一面に敷き詰められたウッドチップと、時にテーブルとしても使用することができるスツールです。
窓辺のブランコ席やザクザクとしたウッドチップの感覚が
アイデアを促す「Outdoor Park」
使用されている材はスギ・ヒノキ・サワラなど。森を生長させるために間伐した間伐材を使用したアップサイクルなデザインです。間伐材を有効活用することは森を豊かにすることに繋がります。
この木材は株式会社東京チェンソーズから仕入れた東京都檜原村のもの。同じ東京都の材を使うことで港区のビルに囲まれた都会で過ごしていても、森とのつながりを感じられるようにとの想いが込められています。また、地産地消・輸送距離が短いという意味でもサステナブルです。
檜原村の森
間伐材
株式会社東京チェンソーズについては、parkERsメンバーで訪問した見学のレポをご覧ください。
オフィスには今回認定されたウッドチップやスツール以外にも、テーブルやパーテーションなどで多く木材が使われています。
曲がりが美しいトチノキのテーブル
公園の水辺をイメージした打ち合わせテーブル
parkERsでは、木材の使用だけでなく、環境に優しい土やメンテナンスグッズの開発など様々な角度から、人々が心地よく過ごせて、環境問題の解決にもつながるような空間をデザインしていきます。
「地球を採掘しない土」をコンセプトに、
コーヒーの豆かすなど現在使われていないものを原材料としたparkERs soil
メンバーで実際に足を運び行なう、植樹の活動
わたしたちは、人も植物も心地よく過ごすことができる空間を追求してきましたが、それは結果的に環境問題解決への貢献につながっていました。これからも心地よい空間デザインを作り出すこと通して、地球の未来を考えていきます。
今後もわたしたちの活動に、どうぞご期待ください。そして、ぜひ一緒に地球の環境をよりよくし、人々がより心地よく過ごすことができる空間を作っていきましょう。
parkERsのオフィス見学(法人向け)は、こちらから。
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「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」認証に向けて頑張った人
R&Dチーム 山田さん
parkERsでチャレンジしたいことは、「植物生態学」的視点を活かして、理にかなった緑化の提案をしていくこと。環境問題・社会問題の解決に繋がる活動をすること。
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この記事を書いた人
ブランドコミュニケーション担当 矢崎
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