花屋の感性で手がける!コロナ禍の振興イベントレポ〜With Flowers Fair Gunma〜
2020年11月14日、15日の2日間にわたり群馬県花き振興地域協議会主催の「With Flowers Fair Gunma」が開催されました。コロナ禍の公共施設等における花きの活用拡大支援事業を使用した振興イベントであるこちらの企画。
群馬県庁よりお声がけをいただき、特別協力としてわたしたちparkERsがプロデュースを手がけさせていただきました。Aoyama Flower Marketのブランドクリエイター・マネージャーによるフラワーアレンジメントや群馬県産の花の展示、フラワースクールhana-kichiによるワークショップの実施など、様々な企画を実施。
2日間でおよそ2000人の方に来場いただき、幅広い年代の方に群馬県産の花の魅力を体感いただけました!
今回のnoteでは、花の魅力がふんだんに詰め込まれた会場装飾やイベントの模様と、準備の制作秘話をご紹介いたします。
華やかな会場装飾
会場に入ると、まず目にするエントランス。カーテンの間からその先が少し見えて、ワクワク感を演出します・・・
エントランスをくぐると、目に飛び込んでくる大規模なディスプレイ!
新しい生活様式で増えたお家時間をイメージした家の形の土台に、生命力を感じさせる動きのある花活けを施しています。
使用しているのは、群馬県産のバラ。色鮮やかでハリがあり、見ているだけで癒されます!
年輪の美しい丸太に、リシアンサスやラン、ガーベラなど様々な種類の群馬県産花きをディスプレイ。360度どこから見ても楽しめます。
こちらはフォトブース。モミジなどを使用し秋らしい色合いでまとめることで、季節を感じられるような装飾に。多くの方がここで写真を撮っている様子が見られました!
群馬県産バラ100品種の展示
バラの生産地として有名な群馬県。今回のイベントでは、なんと100種類を展示しました。ひとつひとつ品種名を記し、人気投票も実施。くすみカラーの秋らしいバラが人気でした。
白、ピンク、赤、黄色、オレンジなど色も形も香りも様々。
Aoyama Flower Marketオリジナルの花瓶も使用し、グリーンと併せて活けています。花活けの参考に写真を撮っている方も多く見られました。
花を体感するイベント
オープニングでは、Aoyama Flower Marketブランドクリエイターの江原によるデモンストレーションが実施されました。花好きのご来場者さまは興味津々!ご自身でフラワーアレンジメントをやっている方にも多くご来場いただきました。
ステージ上では、群馬県の高校生によるフラワーアレンジメントのパフォーマンスマッチを開催。各高校から3人ひと組のチームとなり、その場で花を活けて作品を作ります。先生やご家族の応援があたたかい中、心を込めたアレンジメントが出来上がります。
その場で作り上げた作品は、会場のディスプレイに。
2日間で全12校が参加し、個性豊かな作品を多くのご来場者さまにご覧いただきました。
大人気のフラワーレッスン
リースとブーケを作るフラワーレッスンは、parkERsの姉妹ブランドであるフラワースクールhana-kichiが主催。
2日間通して大人気で、午前中の段階で1日分の予約が埋まってしまうほどでした!
花のある生活を持ち帰る
会場では、バラやシクラメンの生産者さまによる花きの販売や、花瓶・雑貨の販売も行なわれました。Aoyama Flower Marketオリジナルの、バラの精油を使ったハンドクリームやバスソルトなどのグッズや、カレンダーの販売も。こちらも大人気で、多くの来場者の方に花のある暮らしをお持ち帰りいただきました。
気になる設営秘話
今回のイベントでは、はAoyama Flower Marketブランドクリエイターの江原を筆頭に、各店舗のベテランマネージャー陣が10名以上参加し、ディスプレイや花にまつわる運営を担当しました!
設営は開催日前日の1日のみ!生きている花だからこそ、その場で作り上げるライブ感があります。設営の裏側を少しだけお見せします!
朝10時ごろから搬入がスタート。10人以上が何度も往復して花を運び入れます。
色鮮やかなバラに目を奪われます…
会場には、凄まじい量の花材が!花は仕入れた後「水揚げ」という作業が必要です。茎がきちんと水を吸えるように、根元を切って水につけるのですが、これだけの花材の量があると大仕事。水を汲むのも一苦労です。
ディスプレイのデザインはブランドクリエイター江原が担当。その場で組み立てた土台にオアシスをセットし、花を活けていきます。
活ける姿は、まさにアーティスト。
何度も離れてバランスを見ながら微調整を加えていきます。
100品種のバラ展示は、ベテランマネージャー陣が持ち前のセンスでテキパキと活けていきます。バラと花瓶を見て、合うグリーンを選んで活ける様子が楽しそうでした。
花や緑のある心豊かな時間を提案する
parkERsやAoyama Flower Marketを運営する株式会社パーク・コーポレーションの理念は、「Living With Flowers Every Day」。特別な日だけでなく、日常的に花や緑を生活に取り入れることで得ることのできる豊かな時間を提供しています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で感じるストレスや閉塞感に対して、家に花や植物を置きたい気持ちになる方が増えているそうです。そこにあるだけで生命力や癒しを与えてくれる花や緑という存在。この豊かさをより多くの人に届けることはわたしたちの使命でもあります。
今回のイベントは、1人でも多くの方が花のある暮らしや群馬県の花きの魅力を知り、豊かな時間を過ごすことができるきっかけとなりました。
parkERsは内装設計にとどまらず、広義の空間デザインとしてコンサルティング事業も進めています。「花と緑を使って何かしたい」に応えるブランドとして、空間作りをしてまいりますので、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォームはこちら。
With Flowers Fair Gunmaについてはこちら。
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ーーーーーーーーーーーこの記事を書いた人ーーーーーーーーーーーー
parkERs ブランドコミュニケーション室 矢崎
parkERsの竣工写真で「そこで過ごす人」役での写りこみが急増。
久しぶりに会う人に「久しぶりな気がしない」と最近よく言われます。
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