【ザ・パークハウス 三田ガーデン】 “わが家にサードプレイスを持つ”という贅沢
端正な風景と風情が漂う港区・三田に完成した三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス 三田ガーデン」。敷地内に広大な緑と様々なアートが溢れるこちらの住まいで、parkERsは入居者が自由に集えて、思い思いの時間を過ごせるラウンジ「ガーデンサロン」の内装設計デザインから施工、メンテナンスまでを手がけさせていただきました。
ガーデンサロンのコンセプトとして掲げたのは「二十四節気」。室内という制約にとらわれず、刻一刻と移り変わる季節の流れを家具や風景から感じられ、たとえ目的がなくともガーデンサロンへ来て過ごしたくなるような心地よい時間が生まれるイメージで設計しました。
入り口からサロン内部、テラスへとつながっていく「水」にまつわるストーリーを描いた点にも注目しながら、空間デザインのこだわりをご紹介いたします。
弊社の業務内容:内装設計デザイン・施工、インテリアデザイン、植栽デザイン・施工
「二十四節気」をデザインコンセプトとしたマンションラウンジ「ガーデンサロン」。
水滴が落ちて広がる波紋の影を写し出す「Hamon Lamp」が入居者をお出迎え。
本物の水が滴る様子をフロアに映し出し、空間に生まれるリズム。
雨が降り、地が潤うように、空間に柔らかな光が染み渡ります。
ラウンジ全体は思い思いの過ごし方で自由に使っていただけるよう構成。
リモートワークの場として使ったり、学校帰りに宿題をしたりと使い方は様々です。
ロングテーブルでは視界を植物が包み込み、自然のゆらぎの中に身を置いているよう。
大胆にテーブル中央を流れる水景は、小川の流れをイメージしてデザインしました。
奥から手前に流れる水は、最後は側面をつたい静かな滝のように流れ落ちていきます。
まるで自然の情景を近くに感じるような心地よい時間に包まれます。
座り方、座る位置によって景色も感覚も聞こえる音も変化します。
素材感の違いを体の先からも刺激するよう、小さな丸石を敷いた足元の感覚が新鮮。
二十四節気を表現した約3mの壁面緑化は、端から端を一年に見立て暦のようにして使うもの。
一年の中で自分が今どの時を過ごしているのか、ふと気づき心に留める仕掛けに。
立春や雨水など季節を表すプレートと旬花が、節気の移り変わりをお知らせします。
忙しい毎日の中でも、自然に目を向ける豊かな時間が生まれるよう想いを込めました。
テラスに面したローテーブルは、まるで外の植栽とつながっているかのよう。
内と外の境をあいまいにし、室内から広がる個性的な風景を創り出します。
正面玄関にアートとして展示されている紅葉は、東京都三鷹市の生産者から特別にお譲りいただいたもの。
住人のみなさまを見守りこの先も一緒に成長していきます。
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parkERs(パーカーズ)は、公園で過ごすような「ここちよい時間」を感じられる空間創りを行う空間デザインブランドです。内装設計、インテリアデザイン、植栽計画・コーディネート、施工、植栽メンテナンスをトータルで承っています。
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