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フランスに不倫は存在する?

こんにちは。

フランスの不倫事情について私の狭い生活圏においてご紹介しますと、

そもそも、不倫は存在しないのではないかというのが私の持論です。

渡仏当時、アパートの郵便受けを見てへーっと思ったのが、

苗字と苗字 をハイフンでつなで表示している家庭のなんと多いこと。

パックスは結婚ではないのでこのような表記をする場合があるのですが、単に同棲をして家庭を持っている人が多いということです。

その他、結婚はしているけれど、別居後他の女性と暮らし、これまた子供を作り暮らしている人。もう何が何だかわかりません汗

公的書類の記入欄に

celibataire(独身) marié(既婚)   divocé(離婚) separé(別居)

というカテゴリーに分けられます。

この別居とは結婚しているが別々に暮らしている、まあまさに別居、そこでそれぞれが家庭を持って暮らすことも普通ですし。

日本でいう既婚者が他所で好きな人を見つけて云々、、は不貞行為ですが、この状況公的機関が「別居」というカテゴリーを認めているので、「不倫は文化!」なのです。

離婚が大変というのが一番大きな理由で、私の知っている男性は3年調停に呼ばれ続け、そのたびにお金の話になるそう(養育費の値上げ等々)。いつ終わるかもわからない離婚調停。大抵の場合、平和的な離婚を選びます、それであれば数ヶ月で終わります。彼の場合はそうではない方に舵をとったのだと思います。言ってました、「Je ne suis pas d'accord!」(俺は承知しない!)

ただ、「俺はなんなんだ!銀行か?」と嘆いていました。

もう一人の知り合いの男性、お医者さんで開業医、元妻は弁護士、うらやむようなカップルでしたがきっと彼の浮気?(ここは浮気なんだろう。。もうどこからどこまでが浮気かもわかりません。)コテンパンに金銭面でやられたとのこと。奥さんが弁護士ならいたしかたなし。その後彼は開業医の規模を縮小、なぜなら働いても働いても吸い取られる仕組みになっているからもう月半分しか働かないって。

不倫は存在するようでしない、それがフランスです。

 

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