金貨は「堅実な者」のもとへみずから進んで、しだいに量を増しながら流れ込む/バビロンの大金持ち ジョージ・S・クレイソン
物語としても面白い!財布にカチカチ金貨をうならせたくなります。
金貨の5法則
1.金貨は「堅実な者」のもとへみずから進んで、しだいに量を増しながら流れ込む。「堅実な者」とは、稼ぎの少なくとも十分の一を蓄えにまわし、自分や家族の将来を支える資産を創り出す者をいう。
2.金貨は「賢明な持ち主」のためならば喜んでこつこつと働く。「賢明な持ち主」とは金貨に儲かる仕事をあてがい、金貨をけものの群れのごとく増殖させる者をいう。
3.金貨は「慎重な持ち主」の庇護のもとを離れない。「慎重な持ち主」とは、金貨の扱いに長けた人間の助言に従って投資する者をいう。
4.金貨は「軽率な者」の指のあいだをすり抜ける。「軽率な者」とは、自分が精通していない事業や用途に、あるいは蓄財に長けた者がよしとしない事業や用途に投資する者をいう。
5.金貨は「強欲な者」の手から逃げ去る。「強欲な者」とは、金貨に無理な働きを強いる者、あるいは詐欺師や策士の甘いことばに乗せられるもの、あるいはおのれの現実離れした未熟な願望に投資する者をいう。
物語上では、②の金貨にあてがう「儲かる仕事」とは腕のいい盾職人に盾の材料を資金を貸すことでした。現代においては、配当をくれる優良株と読み替えることができます。
Twitter上には「金貨の扱いに長けた者」「蓄財に長けた者」がいっぱいいます。アドバイスを聞いて上手に投資をしていきたいですね。
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