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サンダル「Nu-Pieds」
イネス・ドゥ・ラ・フレサンジュの赤いハードカバーの著書「LA PARISIENNE」で紹介されていた、パリジェンヌらしく小粋に装うためのアイテムの数々。デニムとか黒ワンピースとか紺色ニットなどのベーシックなもの中心で、たいていの物はすでに持っていたのだが、その中の「Nu-pieds(足の甲を覆う部分がとても少ない、草履のようなごくシンプルな構造のサンダル)」は持っていなかった。
読後すぐ(この書籍の発行は2012年だったのでその年)から探し始めるものの、まったく当時の流行りではなかったので、なかなか見つからず。
一昨年だったか、某元祖折りたたみバレリーナシューズのネットショップのセール品の中に、これぞ理想形というサンダルを発見。黒いのがよかったのだけれど、ブロンズ色しかなかった。
しばらく悩んだ末、「真夏に履くものだし、ペディキュアも塗るし、むしろ黒だとコントラスト強すぎかも」と結論して、そのブロンズ色のセール品を買うことにした。人気のない色なのか、ずいぶんと値下げされていたわりには、私のサイズがまだ残っていた。
サイズぴったり、トング部分での靴擦れもなく快適。
かかとは細いベルトで支えられ、歩行中に脱げる心配もない。着脱時には少し足を前方にずらすと、ベルトをいちいち外さなくて済むことに最近気づいた。
ほどよくメタリックなこのブロンズ色、履いてみるとなかなか良いもんだね。黒じゃなくてかえってよかったかも。
形がシンプルなおかげで、洋服の素材も色も選ばず、意外に自由度が高い。
真っ赤なシルクの長いワンピースにも、大胆でカラフルな模様のコットン地ワンピースにも、ミリタリーのサルエルパンツにも、すんなり馴染んで心強い。