白いロングブーツ
1年ほど前、このnoteで最初に書いたのが、白いショートブーツの話だった。
完全に理想どおりとは言えないものの、ほぼ理想的デザインで高価すぎず、足が痛くなったりしない1足を数ヶ月前にめでたく入手した。長らく探していたし、とても気に入っている。
さて、少し前から気になって探しているのはこれまた白いブーツで、今度は長い方である。ロングブーツ。黒とか茶色のブーツだと、スカートとのコントラストが強すぎることが増えてきたので、必要。
今季の流行りだった(らしい。デパートの靴売り場であんなにたくさん見かけるのは異常)こともあって、市場には結構な数の白いロングブーツが溢れているのに、理想の品物にはまだ出会えていない。
いや正確には、理想的なデザインのものはいくつかあるのだけれど、決まって1000ユーロ超えだったりして、まったくの予算外なのだ。とはいえショートブーツとちがって嵩張るものだし、安易な妥協はしたくない。
ゴツいゴム底のコンバットタイプは私のスタイルではないので除外。
ヒールは3センチくらいの革巻きキトゥンヒールだと最高、でもそんなの最近のロングブーツでは見たことない。なので、7センチくらいのスタックヒール(革を積み重ねて作られた、バームクーヘンみたいな見た目のアレ)がいい。スタックヒールは革巻きヒールより手入れが簡単。
それに加え、スムースレザーの白いロングブーツでヒールまで真っ白だと、1960年代から来た未来ルックの人みたいになりがちで、それは私の目指すスタイルではない。オフホワイトのスウェード素材なら、ヒールまですべて白くてもいいかな... 汚すのが怖くて、まったく外で履けない気がするけど。
底すぼまりのコーンヒールか、印象がチャンキー過ぎないチャンキーヒール(どんなだ)がいい。スタックタイプのウェッジソールでもいいね、よけいに探すのが難しいけれど。
つま先はほどよく尖っていた方が好み。でもつま先のせいで靴の顔がムダに長くなるのはいやだ。スクエアトゥはまったく好きではないので除外。
胴部分はズーンと太めで膝位置までストレートがいい。クシュクシュとシワが寄るくらい太いタイプもいいなあ。