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白のローテクスニーカー

自分に合うスニーカーというものが長らくわからなかったのだが、3年ほど前にやっと、好みのモデルを2つ見つけた。

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1足は、adidasのStan Smithの白。
ヒールパッチもシュータンも全て真っ白のタイプ。白いことが重要なので、合成皮革の廉価版で問題なし(しかも軽いし)。

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もう1足は、NikeのBlazerローカットの白。
スウォッシュとヒールパッチのロゴが赤のものをずっと愛用していたのだけれど、ソールも擦り切れてきたので、全身くまなく真っ白のタイプを最近買ったばかり(これも合皮)。純白の足元が好きなのだ。

ややボリュームのあるStan Smithは長めのスカートやワンピースやワイドパンツなんかと合わせ、それ以外の時はだいたい無意識にBlazerを履く。

土砂降り以外の雨の日も白、なるべく汚さぬようにと足運びを上品モードにして神経を尖らせる。混んだメトロでは、他人に靴を踏まれないように存在をアピールし、姿勢を正す。

帰宅したら、漂白剤入り掃除用ウェットシートで表面とソール周囲を拭く。その日の汚れをその日に落とすのが重要なのだ。

靴紐はときどき漂白。デニムの裾の色移りや埃でシュータンが汚れてきたと感じたら、古い歯ブラシを使って丸洗いし、1週間ほどかけて自然乾燥させる。

デザインと歩きやすさが好みぴったりなのはBlazerの方で、フェイクハラコ素材の黒(冬専用)と、マットな表革のベージュ(夏専用)も持っている。収納場所があれば、黄色とか青色のも欲しい。

ローテクスニーカーにこだわる理由を訊かれても答えに困るのだけれど... ハイテクスニーカーのデザインは、スーパーヒーローっぽくて私には合わないのだ。あと、ローテクスニーカーは箱も小さくて収納場所を取らない。

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