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うちの旦那さんの定年退職がいよいよ迫りまして…..Ah! Non non! 正しくは自分からぐいっと迫りまして….. と言うのもフランスではマクロン君の政策により定年退職が62歳から64歳に引き上がったばかり。うちの旦那さんも然り、定年退職が目前だった年頃の人達は荒れに荒れたのはもちろんだが、結果この微妙な年頃の人には定年退職までの日数を段階的にプラスするオプション政策が採られた。
大大前提として私の知る限りのヨーロッパ人に定年後も働きたい!なるべく会社に居続けたい!という人間は居ない。体が元気に動くうちにとっととリタイアして遊ぶぞー!という彼らのハッピーポジティブシンキングは日本人に爪の垢を煎じて飲ませてあげたい。まぢで。
前置きが長くなったが、うちの旦那さんは段階的な引き上げに案にも目もくれず、嬉々として最短最速の定年退職日を選んで会社に申し出(てしまっ)た。

そんな我が家の大きな節目に当たり、親のことお金のこと自分たちの将来のことを加味加味した結果、パリのアパルトマンは残したまま拠点を日本に移しました。
しかも鎌倉に。すでに今年の2月末に。

そして今、外に一歩出たら(出なくても)汗でベタベタ、エアコンの室外機の温風とアスファルトからの照り返しでさらにヒートアップな ザ・日本の夏 の洗礼を受けている。8年ぶりのこれが体にキツい。いつもだったらカラっと晴天のブルゴーニュの木陰でワイン飲んでプールで泳いでたのになぁ〜なんて未練もあるが、
蚊取り線香の香り、風鈴の音、蝉の合唱、夕方5時に流れるカラスの放送、コンビニに入った瞬間の涼やかさ。なんだかずっと忘れちゃっていたけれど私の骨まで染み付いている夏ってこっちなんだよなぁ。を実感中。


☆今日のめっちゃ簡単フランス語 ☆
retraite / ルトレット・定年退職
vivre entre deux pays / ヴィヴル オントル ドゥ ペイ・二拠点生活
humide / ウミッド・湿気



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