フランス的冬の家族団欒はモン・ドールをつつく。
寒くなってくると、フロマージェリーやスーパーマーケットの一角に出現するのがMont d'Or /モン・ドール のコーナー。フランス人はこのチーズがとにかく大好き。
モン・ドールチーズとは、フランスとスイスにまたがるジュラ山脈地方のもので、生産時期と販売期間が厳密に決められているため、いつでも食べられる訳ではない!という特別感と危機感がチーズ大好きフランス人には効果絶大。秋の終わりくらいから「今年もうモン・ドールやった?」なんて会話が聞かれ始める。
表皮はガッチリと分厚く、ドン引くほどの白カビがふっさり生えているけれど(それは美味しい証拠)その下にはトロトロ濃厚チーズが隠れている。表皮をナイフでベロっとめくってそのクリーミーなチーズをバゲットにつけて食べるのもありだけど、週末などに家族が集まるテーブルではエピセアの樹皮で出来た丸い容器ごとオーブンで熱々に温めて 皆んなでつっつくのが王道。(注:今年は同居人限定で。)
(日本では手軽にカマンベールでも代用可。クックパッドに食べ方を載せているので興味のある方はご参照を。https://cookpad.com/recipe/6522634 )
さて今日は金曜日。今夜はモン・ドールやるよ!
☆今日のめっちゃ簡単フランス語 ☆
Fromage / フロマージュ ・ 意味:チーズ
Mont / モン・ 意味:山
Or / オール ・ 意味 : ゴールド
Famille / ファミーユ・意味:家族
Recette / ルセット ・ 意味 : レシピ