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大学院留学の意義 - 世界って広いんだなぁ

ああ、早速昨日サボってしまいました。でもとりあえず今日は投稿します。
今日からロックダウンの規制が少し緩和されます。かといって特に生活が変わるわけでもないのですが、とりあえず美容院を予約しました!


まだ学期の途中ですが、海外の大学院でよかったと思うことを書くことにしました。
会社員をしているときに、仕事をしながら日本の大学院に通うことも考えたこともありましたが、結果として今の選択が一番良かったと思っています。
ここではイギリスの大学院に来てよかった理由を書いていきます。渡英してよかった話、というよりは海外の大学で学ぶことの利点です。
(今は海外の大学/大学院のコースをオ日本でオンラインで取る選択肢もあるので、オンライン留学も含めて。)

まずは、自分に合う専攻があるのか。特にエネルギー専攻って日本ではあまりない気がしていて、サステイナビリティや開発学と絡めたものが多かったと思います。海外(イギリス以外も)の大学の方が、選択肢が広かったですね。大学よりも大学院の方がかなり専門的(というかspecific)なコース設計なので、事前にシラバスをよく見て決めました。

英語のスキルUP。やっぱり授業も文献も全部英語なので、日本で勉強するより確実に英語に触れる機会が多くなります。
英語力が伸びたかどうかはイマイチわかりませんが、でも特定分野の英単語は以前よりも理解できるようになりました。

取り扱う情報の量と幅。日本語の文献よりも英語の文献の方がたくさんあり、見解の幅も広いです。
でも日本の大学で学んでいて、課題のリーディングが日本語だったら、自分が積極的に英語で情報収集するか疑問です(私が怠け者というのが前提)。
英語で読まざるを得ない環境って大事。

クラスメートの考え方。私のメインクラスは全13人で内訳はイギリス5人、トルコ3人、ギリシャ1人、ポーランド1人、インド1人、インドネシア1人、日本(私)1人。
やっぱり「当たり前」が違うな、と。例えば電力の話をしたときにEU内って送電網がつながっている国が多いので、電力輸入が普通にあるのですが、日本はそうではないから、私の頭がすんなり話の流れを理解できなかったりするんですね。
そういうところにハッと気づいたりします。


厳しい話、授業を受けていて、もう授業の半分も分からないんですね。
これには語学力の問題と理解力の問題、2つに分けられると思います。
語学力の問題は単純に言ってる英語が聞き取れない、理解できない。
理解力の問題は言語というよりは、新しい情報をうまく処理できない感じでしょうか。
母国語で勉強していても分からないことってありますよね(私は物理、化学あたりはそもそも日本語と思えません… )、そんな感じ。
それで、日本語で学んでいれば少なくとも語学力の問題はないので、理解度がグンと増す。
日本で学ぶのに比べて、こんなに高い学費を払っているのに、理解力は半分…と考えるとやるせない気持ちにもなるのですが、それを加味してもこの選択をしてよかったと思います。
日本にいるとなんとなく「英語ができる人」として扱われていたのですが、こういう場に来たら全然対等にコミュニケーションが取れないくらい拙い英語力。
それを再認識したのもよかったかもしれません。でもコミュニケーション取れない、言いたいことをうまく伝えられないってつらいですよね。
語学力のせいで、いつもみたいに自分を表現できなくて、自分が自分じゃないみたいで、苦しくて悔しい想いをしたこと(あ、いまでもですが)、そのこと自体にも価値があると思っています。

整理して考えて書いたつもりだったけれど、読み返したら、案外ありきたりな記事になってしまいました。ま、いっか。
みんなが思う海外留学のいいところってなんでしょう。


明日も投稿できますように…
2021/04/12 13:20 (GMT)
ぱりしゅわ
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