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なぜ沖縄で起業したのか?

はじめまして。「たけ」です。
私は2021年の10月に「株式会社いいにおい」を共同パートナーのH.Yさんと一緒に設立しました。

起業して色々な方とお話しをさせていただく機会があり、
・なぜ香りというジャンルだったんですか?
・どうやったら調香師になれるんですか?
・etc

色々なご質問をいただくことも多く、自身の思考の整理とこれから起業を考えている方の参考になればと思いnoteを始めてみました。

まず始めに「なぜ起業したのか?」についてお話させていただくと、沖縄の雇用環境を向上させたいというのがキッカケでした。
ご存じの方も多いかと思いますが、沖縄県は全国平均と比較して給与水準が低く、非正規社員の比率も高いというのが現状です。

私は大手上場企業の子会社で事業責任者として長年沖縄で経営に携わってきましたが、社員の雇用を継続することや給与水準を上げていくことについては、雇われの身では限界を感じ始めていました。

そんな時期に、ご縁あって知りあったのがSCOMファンドさんでした。
https://scom.okinawa/

10年で強いSMBを100社生み出し、3,000人の従業員所得を引き上げ、10,000人の生活を豊かにすること。

というビジョンを掲げ、小さな企業(スモールビジネス=SMB)に出資をし、戦略の立案や資金調達、人材採用、マーケティングや財務・会計など、経営に必要なことを、株主として、そして県内の経営者仲間として、近い距離で継続的にハンズオンすることにより、持続的に利益を出し、スタッフや社会にきちんと還元できるSMB群をつくっていきたいという想いでファンドを運営されている県内の起業家の方々です。

私も雇われの身で雇用環境を変えていくことの難しさを感じており、3,000人の従業員所得を引き上げることはできないが、身近にいる一緒に働く2~3人であれば、できるかもしれないし、そのためだったら起業して実現させてやろうというのがキッカケでした。

ですので、
・特定の業種、業界での経験やノウハウを活かして起業する。
・こういう趣味があるので活かして起業する。
など「どんな事業をやるのか?」というは、あくまで雇用環境を変えていくための手段であり、目的ではないので「何をやるのか?」というのは全く決めてなかったのですが、雇用環境を変えていくという目的のために起業を決意しました。

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