FLEUR D'OSMANTHUS(オスマンティウス)/ROGER&GALLET(ロジェ ガレ)の香水レビュー
作品について
金木犀がテーマとなった作品。
金木犀の世界有数の産地の一つ、中国の桂林市。
数々の水墨画でも描かれている漓江は特に有名で、絶景、自然美しい場所です。
1940年代から香料産業が盛んになり、「桂林のキンモクセイ」はブランド産地として価値あるものとされていました。
桂林の「桂」は、モクセイ科の植物を意味します。つまり、「桂林」とは、キンモクセイの森とも言え、開花シーズンには、街中に金木犀の香りが漂います。
そこでの言い伝えは、
という始まり。
優美な香りに誘われいつまでも歩いていたい月明かりの夜を連想させます。
香り
オレンジのおだやかな香りがうっとりするようなオスマンタスの雰囲気を引き立ててくれるよう。
キラキラするような月明かりの夜を連想させるオスマンタスの香りを中心に、
夜の静けさを感じさせる落ち着いた作品です。
作品プロフィール
レディース
2011年発売
調香師:
フローラルタイプ
特徴的なノート:フルーティノート
香りの構成:
トップノート:マンダリン、オレンジ
ミドルノート:イランイラン、マンダリン、プチグラン ビガラード、ジャスミン サンバック、イモルテル
ラストノート:サンダルウッド、トンカマメ、ムスク、ベンゾイン
ブランドについて
世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。