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Colonia Russa(ルシアン コロン)/Santa Maria Novella (サンタ マリア ノッヴェラ)の香水レビュー

作品について

ルシアン コロンの香りは1800年代に大流行しましたが、それぞれが独自のアクセントを加えたルシアン コロンを作っていました。

19世紀末から20世紀初頭。ヨーロッパの貴族社会の中でもロシア貴族は独特の位置づけをされていました。もともとヨーロッパの東はずれということもあり、近代化を急いでいたロシアでは、ロマノフ王朝の最期を迎えようとしていました。不安定な社会情勢とは裏腹に貴族社会は爛熟期を迎えていました。文学ではドストエフスキーなど、貴族階級出身者が名作を生み、オーストリアからは多くの音楽家がロシアを訪れていました。そんな時代背景のもとに生まれたのが、サンタ・マリア・ノヴェッラの名作「ルシアン・コロン」です。これは1900年代初頭、ロシアの貴族の特別なオーダーにより調合されたプライベートな香りでした。マスクをベースにビターオレンジ、ベルガモットを調合。パウダリーな甘さの上に広がるシトラスの爽やかさ。メンズライクな定番フレグランスとして以後、サンタ・マリア・ノヴェッラのラインナップで広く使われる香りとなりました。

「https://www.santamarianovella.jp/4prodotti/view_new2.php?cat=2」より引用

香り

この作品は、ネロリ、レモン、クローブがトップからフレッシュに香り立ち、
リフレッシュさせ、清潔感とクールな印象を与えます。

特にレモンのインパクトにクローブが加わることでスパイシーで辛口、
クールな印象を演出します。

夏のカラッとした日にたっぷりとシャワーのように浴びたくなるようなリフレッシュさせてくれる作品です。


作品プロフィール

メンズ
1913年

アロマティックタイプ
特徴的なノート:シトラスノート

香りの構成:
トップノート:ネロリ、ベルガモット、レモン、ビターオレンジ、ローズ
ミドルノート:ラベンダー、プチグラン ビガラード、ローズマリー、クローブ、ヴァーベナ レモン
ラストノート:ムスク、ベンゾイン、トルーバルサム、カストリウム、シベット


ブランドについて


世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。


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