GARDENIA（ガーデニア）/Santa Maria Novella （サンタマリアノッヴェラ）の香水レビュー

2022年7月19日 07:27

作品について

ガーデニアは東洋から1700年代にヨーロッパに持ち込まれました。
1800年代には、この香り高い、白い花をドレスにピンで留めて飾るため、女性にプレゼントすることが大流行しました。

そのブームは1920年代ピークに達し、男性用のコサージュとしても当時の知識階級や文筆家の間で好まれました。

花言葉は「美しさと上品さ」です。

ガーデニアはネロリを活かした瑞々しいグリーンの香りが特徴的な作品です。

ネロリの軽やかなフローラルがふんわりと広がり、
グリーンがよりナチュラル感を演出してくれます。

グリーンノートといってもガルバナムのような力強さよりも
草原のような瑞々しい香りが感じます。

ネロリを用いたのも、フローラルの香りの中でも控えめな華やかさと上品さを演出してくれます。

東洋から持ち込まれてきた、魅惑的な雰囲気を感じられる透明感のある香りです。

レディース
2006年

フローラルタイプ
特徴的なノート：グリーンノート

香りの構成：
ネロリ、ガーデニア

世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介！一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。