CACTUS GARDEN(カクタス ガーデン)/LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)vの香水レビュー
作品について
エキゾチックなパティオのひんやりした空気。
暑さをやわらげる木立の間を抜ける風。熱帯林の香気を。
魅惑の庭園。
ルイ・ヴィトンより2019年新たなシリーズ「パルファン・ド・コローニュが発表されました。このシリーズは、アメリカ・西海岸のカリフォルニアに漂う、自由で情熱的なムードにインスパイアされています。
この雰囲気を反映させ、フルーティーなミストの軽快感と花の芳醇な香りを併せ持つ作品を誕生させました。
「パルファン・ド・コローニュ」は、ルイ・ヴィトンの造語で、コロンのフレッシュさと、パルファンの香りの持続性を兼ね備えたEDPを意味しています。
香り
レモングラスの香りが爽やかかつアロマティックの清涼感を。そこにマテ茶のティーの渋みを上手に組み合わせているのが特徴です。エキゾチックな印象はそのマテ茶とレモングラスの組み合わせがポイントなアロマティックタイプの香りです。
作品プロフィール
ユニセックス
2019年発売
調香師:Jacques Cavallier
アロマティックタイプ
特徴的なノート:シトラスノート
香りの構成:
レモングラス、マテ茶、ベルガモット
ブランドについて
1854年、旅行鞄の専門店としてフランス・パリのキャプシーヌ通りで創業者ルイ・ヴィトンによって設立したブランド「ルイ・ヴィトン」。ルイヴィトンは、16歳の若さでトランク職人の道を選んだことにより誕生したブランドです。当時の主要な交通手段は馬車や船、汽車であり、それらの荷物は手荒く扱われていたので、旅行者は職人に依頼し、個々に持ち物を荷造りしてもらっていたとのことです。
ルイ・ヴィトンは、パリのマレシャル氏のアトリエで重宝される職人となり、木箱、トランクを顧客の要望に沿って特別注文で作る彼の職人的な製造業者としての経歴のはじまりでした。ルイ・ヴィトンはマレシャル氏のもとで17年間働いた後、自らのアトリエを開きます。
世界基準の調香技術、スタイリング技法を学んだ香りのスタイリストが香水をご紹介!一つ一つ香りを分析し、レビューを掲載しています。