成長の先に、ちさまひが何になるかはタイトルに書いてあった
ベイビーわるきゅーれにどハマりした
急にハマった
映画の1、2を無限にループしている
主役のふたりがとても素敵すぎるという、ごく平凡なトラップにかかってしまった
アクションが骨太で、”かわいいおんなのこちゃんをセクシーバトルさせちゃうぜ”のやつではなかった
サブカルど真ん中世代なので、ハマらない理由などなかった─────
ドラマがほんとうによくて、最終回の予告にチラッと前田敦子さんが出ているのを見て、慌てて最新作の劇場版も見に行っちゃったよ(見に行って大正解でした)
あっこれ…”ベイビー”なわるきゅーれたちが、ほんもののワルキューレに成長するまでの物語だ!
エブリデイ!の最終回で気づかされちゃった…まさに、作り手が狙った通りに気づかされた…
ふたりが最初に飲んで、よく飲むお酒はビール
ふたりが気に入った好敵手は、好きな食べ物(こだわり)を開示する
まひろさんは主に、死に近づいた人/戦う人とまともに会話ができる
ふたりと戦う好敵手は、ほぼ必ず死を覚悟する台詞がある
箇条書きにしていくと、結構あるなあと思うんだけど
そしてまだまだ(なるほどここかぁ)と思うポイントはあるんだけど
最終回でふたりが「これからはぶっ殺す人を、自分たちで選ぶ」と明言したんだよね
そこでユリイカ!!ってなった人多かったんじゃない?
勝手な偏見で、勝手に懸念しちゃってた
ふたりが成長と共に”人間らしさ”や”灰色の部分を許容する”ことで
殺し屋としての強さを失ったり、人間性を発揮した「真の強さ」を芽生えさせたりする物語かな…って
だから10話あたりでふたりをとりまく環境が劇的に悪くなって
まひろさんが心を傾ける先輩…日野さんの生き死にを、まひろが「生」ちさとが「死」と決めたことで、最終回はもめるんじゃない?
決裂までいかなくても、まひろが苦しむんじゃない?と思ってた
いやーーーーちがったね!
ふたりが揉めたり、あからさまな葛藤を見せる回じゃなくて”いつも通り”の世界が、ほんの少し不穏になったという最終回
「わたしの一票が何になるの?別に世界変わんなくない?」って言ってた若者が、日本マジでやべーんだな…って選挙に行くみたいな
そういう変化を私は感じた
ユーミンの歌の「小さい頃は神様がいて/不思議に夢をかなえてくれた」じゃないけどさ、それまで組織におんぶ抱っこで「税金なんてよくわかんないよ~」「殺しの基準?須佐野さんがもってきてくれるやつで~」だったのが、自分たちの世界の足場がそんなに信頼できるわけじゃないことを知って
「自分たちで、選びます」ってなるの我が子と成長を重ねて涙出ちゃったよ
大人になるって不穏なことよね…
No.1か2か…つよそうなツネさんが屋上に棲んでいたり
入鹿さんが宮崎を拠点に殺しをしていたり
ヘッドショット禁止の田坂さんだったり
日野さんも、たぶん須佐野さんも、大人はそれぞれ自分のルールを持っていて、そのルールで社会と自分の折り合いをつけて生き延びようとしているんじゃないかな
サラリーマンしてても、そういう自分ルールはやっぱりできてくるしね
そういや、宮内さんも大阪に出向してみたり、仕事の流儀を手探りしてるんだな
ドラマシリーズ最高によかった
映画も好きだけど、エブリデイは「連続ドラマであることに意味がある」脚本だと感じたし
これからの未来がめちゃくちゃ楽しみになったし
あと、大人たちの過去もいろいろ気になる枝がたくさん出てきて、スピンオフ見たいな~…ってなるシリーズでしたね!
個人的に気になっている今後出てきたらいいなのネタは
なぜ田坂さんは執拗に「頭を撃つな」というのか
→だって、心臓を狙うと防弾ベストで阻まれる危険性があるわけじゃない?しかも理由わかんないんだよ!コワ!奇跡の世代には、他に誰が含まれるのか
→奇跡の世代、同期結構多くない?ちさまひちゃんの同期もいろんなとこでがんばっているんだろうか…須佐野さん無感情説
→「パッションの問題ですよ!」には「はい?」って答えてるし「そういうのはわかんない部分なんで」って出てくるフレーズが微妙に怖くないですか、須佐野さん…パッション強めのふたりに引きずられない、いいマネージャーともいえる。こういうとき、すぐサイコパスを持ち出すやつ嫌いだけど、須佐野さんは何に心を動かされるのか知りたい。溺愛する恋人とかいてほしいツネさんとの対決
→日野さんを殺すときに見られてるんですよね?たぶん…ってことは、あとで営業部の暗躍を知って、経緯もだいたいわかってそうなツネさんよな……組織の組織図
→現場、粛清、清掃、調整、営業…ほかに何の部があるのか知りたいし、意思決定機関がどんななのか知りたいよー!!!!まだ「花束」いじってるのか…
→ドラマで「パズドラ」出てきたときめちゃ笑ってしまった。まだ花束~の罪は消えない。リメンバー花束、ドンフォゲッ花束
日本でもこんなドラマが作れるんだ
「コンプラ意識しすぎてつまんなくなりましたよね」っていうやつ、嘘じゃん
わたしは、あの殺人コック集団を倒したあと、とどめ指すのにたぶん刃物使ってて、現場血の海だったんじゃないかってのを血しぶきひとつ使わない「なんか大変なことになっちゃってますよ~」「僕は凄惨な現場だって見慣れて…ウワァァァちょっと(怒」で表わしたこの作品が好きだ…!!!!
ちさまひのバディも、恋愛よりも近しい友情って感じで好きだ!
次回作あるかな~あるよね~?人気だもんね?
ドラマかな…映画かな……楽しみすぎるよ…
以下、有料んとこには個人的な思い出が強すぎるやつ隠しとく
ドラマで思い出したって話で感想ですらないと思う
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