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【宮城エリア予選best8】赤ニューゲート【感想文】


4~5%くらいだっけ?イゾウを外すのとどちらが確率低いでしょうか。

はじめに

 どうも、配信卓で低確率を引く男、万能ねぎ。(hayato_apeiron)です。
 今回はONE PIECEカードチャンピオンシップ2023 1次予選 エリア大会の宮城大会に参加し見事決勝大会に進む権利を得たので、結果などを軽くまとめておきたいと思います。
 論理的なデッキ解説ではなくダラダラとした感想文なので基本全文無料です。もし応援してくださるという方がいれば、内容はないですが投げ銭という形でお願いします。

結果

 忘れないうちに結果から。
使用:赤ニューゲート

予選スイスドロー:15位
○赤エース 先
○赤ニューゲート 先
○赤ニューゲート 後
○赤ニューゲート 後
○赤ニューゲート 後
✕緑紫ドフラ(優勝者O2さん) 先
○赤ゾロ 先
○赤緑ロー 先

決勝トーナメント:ベスト8
○赤ニューゲート 後
✕赤ニューゲート(準優勝者きょんさん) 先

 優勝こそできませんでしたが、目標であった権利を獲得することができ、クザンとボルサリーノのプロモも貰うことが出来たので大満足の成績です。
 昨年のチャンピオンシップは全部抽選落ちで参加することすら叶わなかったので、店舗予選で権利を獲得することで次のステージに進めるというこの形式には感謝しかありません。。
 当日は一番練習したミラーを多く踏むことができ、ジャンケンも勝てて引きもかなり良い方だったので全体的に運は良かったなと感じています。(配信卓ではイゾウのサーチ外しましたが…)

デッキ選択

 基本的に情報はTwitterで流してるので詳細は述べませんが、!
 新パック「謀略の王国」が発売されてとりあえず色々触ってみようかな〜という感じで新リーダーを中心に様々なデッキをスタンダードバトルやフラッグシップバトルで試したり、一人回しで全環境の王である赤ニューゲートと対戦したりすることで感触を確かめました。
 すると驚くことにデッキがことごとく破壊されていきます。緑紫ドフラミンゴ(ファミリー型)、赤青ビビ、黄紫クロコダイル、青紫カイドウ、赤エース(ストライカー)、黄カタクリ、青クロコダイル、、、
 とにかく赤ニューゲートのデッキパワーの壁が高く、中々安定してこれを超えられるリーダーが見つかりませんでした。
 そんなこんなで半ば諦め気味だったところ、宮城大会の一週間前に開催された広島大会でのbest16の分布が発表されました。
 

赤い

 一週間で環境が大きく変わることはないだろうと予想し、赤ニューゲートに安定して勝てるかつ他対面にも悪くないデッキがなさそうということで赤ニューゲートを一週間練習して宮城大会に持ち込むことがほぼ確定しました。

デッキ解説、採用カード解説


4×12+2

 既にツイート済みですがデッキリストはこのようになっています。特定の状況で強いカードを採用するというよりは、予選を抜けられるよう安定感と丸さを重視した結果このようになりました。まず今期の赤ニューゲートがどんなデッキかをざっくり述べた後、採用/非採用が分かれそうなところに絞ってカード解説しようと思います。

・今期の赤ニューゲート
 前期のニューゲートでは9ひげをひたすら探して連打するのが印象として強かったですが、今期は7エースを投げたり4マルコ立てながらイベントカウンターを構えたり柔軟に動くのが結構強かったりします。手札にある4マルコや7エース、9ひげ、アトモスやサッチなどのアタッカー、イベントカウンターの枚数などを見て、白ひげ海賊団とイゾウという2種のサーチにより試合ごとにプランを決めることができるのがこのデッキの強さであり、かなり楽しいデッキとなっています。

・アトモス(スピードジル)
 このカード、使ってて強いような気もするし、でもTwitterに流れてるリストには採用されていないものが多かったり中々評価が難しく採用枚数を悩んだカードでありました。結果的には後攻2ターン目で置くのが強い対面が多そう&先攻3ターン目でリーダー7000パンチしながら置ける、10ドン時の中型2面出しなどを評価して4枚採用で行きました。宮城大会のbest16のリストを見る感じ結構入れてる人が多そうな印象を受けました。

・5マルコ
 調整中後述のキングデューに枠を奪われ0枚採用となった時もありましたが、いくらミラーで使わないカードとはいえ、赤ゾロや赤緑ローなどのtier上位にいるデッキに強いこと、その他青ナミや黒系統のデッキ、エースなどに強いことから抜くのはありえないと感じ4枚採用。

・キングデュー
 ミラーをやるうえで先攻3ターン目で置けるアタッカーとして一番強いことから採用を検討しましたが結果的には抜けました。詳しくは述べないですがミラーの先攻3ターン目はアトモスや4マルコを出しながらリーダー7000パンチでいいと考えたためです。

・7エース
 ガード値がついていないのでハンド一枚差の勝負であるミラーを考えると4投するのは好ましくないが、緑紫ドフラミンゴなどのリーダーに対しては割りと投げることが必須なカードと感じたため間を取って2枚採用。ミラーの7ドンや8ドンのターンで投げるのは基本的に他の行動を取った方が強いことがほとんどで、10ドン溜まって4マルコが複数立っているとかの特殊な状況にならない限りミラーで投げることはないと思っているので、引いたら4マルコを出して7エースを捨てるよう意識していました。

・ガードポイント
 「被りすぎると弱いから減らす」という意見がありますが、自分はこれに否定的で4枚採用した方が良いと考えています。まずイベントカウンターは1枚で2枚分のカウンターになるので他の2000カウンターやアンチマナーキックコースなどでは代用になっていません。
 イベントカウンターをたくさん引いた時はそれに合わせてプランを変更すればいいだけです。おそらく被って弱いと感じている人は、9ひげを連打することに執着しすぎていることが原因でそう感じてしまうのだと思います。1枚目の9ひげを立ててからその次のターンから7エース投げながら3ドンアクティブとか4マルコ置きながら複数枚アクティブとかめちゃくちゃ硬いのでイベントカウンターを引きまくったらそういうプランを取るように意識すると、このデッキの強さを最大限発揮できると思います。実際イベントカウンター引きまくったから盾全受けで9ひげを投げないで勝ったような試合もありました。

ミラーについて

 とりあえず後攻側がゲームの主導権を握る可能性が高く、取れる選択肢も豊富なので後攻側が有利であるのは確かな気がします。
 ただ後攻を取ったからと言って簡単に勝てるわけではなく、最後は本当にハンド一枚差の勝負になるので、リーダーを殴るかサッチを殴るかや、9ひげを出してリーダーパンプする前に殴るかなど細かいところの判断で損をすると普通に負ける可能性があります。
 練習方法ですが、1人でニューゲートのデッキ一個あればできるので以下の方法を試してみてください。先攻も後攻もいくつかの理想ムーブの動きをして良いこととして、ハンドの枚数や盾の枚数がどうなるかを検討します。ハンドのカウンター値も全部2000とかにして考えてやってもいいです。先攻側2ターン目8000(9000)パンチ、3ターン目キングデュー、4ターン目サッチ+イベント構え、5ターン目9ひげ、後攻側は2ターン目アトモス3ターン目サッチ4ターン目4マルコ+8000パンチ3回など。色々なパターンがあるので何個も試してどういう時にハンドの枚数や縦の枚数がどうなるか把握し、あとはその動きやカウンター値などにどの程度の再現性があるかを考えれば、ミラーについての理解が深まると思います。基本的に9ひげはお互い1枚か2枚でどちらかが次のターン絶対に耐えられないような状態になり、リーサルを決めに行ってそれを受ける側がカウンター値で守れるかどうか(ここが、本当に1000あるかないかで決まりがち)で勝負が決まるというゲームになります。

配信卓振り返り

 せっかく配信卓に選んで頂き、動画が残ったので振り返っておきたいと思います。

先攻3ターン目

 選択肢としては4マルコかアトモスを出してリーダー7000パンチの2択だと
思いますが、7エースを抱えていたため4マルコを置いておきたいという意識から4マルコに手が伸びましたがアトモスを出すのが良かったと思います。理由としては先攻2ターン目のイゾウを外していて相手の後攻2ターン目アトモスからこちら側の9ひげ2体目がおそらく受かってないためです。こちらは1体目の9ひげを出した次のターンでリーサルを取りにいかなければならないのでここはアトモスを出して2枚(先攻4ターン目と5ターン目の殴り)相手のハンドを削るべきでした。一番大きな分岐かなと思います。


先攻4ターン目

 普通なら1ドンアクティブでサッチを出すところですが、もうだいぶ不利状況なため1000でも多くガード値を要求するためリーダーにドンをつけて殴りました。この択取るなら3ターン目でアトモス置かないの矛盾しすぎて割と終わってます…


先攻6ターン目

 お玉9ひげ2ドンで4マルコを焼きながら5000要求するのがリーサルのルートですが、やはりアトモスを出していないことが響き相手のハンドが減っていないので、リーサルはほぼ確実に無理ということでサッチを取りに行ってます。(ちなみに3ターン目アトモスを出していたらこのターンリーサルいきますが、きょんさん側のカウンター値が悪くはないためアトモスを出したパターンでもギリギリ守られていそうです。)
 ここまできたら相手のミス待ちですね、きょんさん視点サッチを守ればこちらの手札がラディカル×3と2000カウンター×3でもお玉から9ひげ2ドンで4マルコを焼けばリーサルいけるので守るのが良い気がしますが、こっちの想定外な行動によってサッチと4マルコのkoに成功します。追加の1ターンを獲得。


後攻6ターン目

 きょんさんはサッチへの攻撃を通して9ひげの2体目を選択、ハンドの枚数的にまぁ硬いです。実戦ではガードポイントと2000カウンターで守りましたがここも相手のミスを誘うならアトモスお玉ジョズ全部切ってリーサル突っ込んでくれるのを祈るしかなかったなと見返して思いました。そういう技術がまだまだ足りない。


先攻7ターン目

 流石にもう1ターンは貰えないのでリーサル行くしかないです。ハンド5枚で盾1枚、アクティブが1ドンなのでかなり厳しいリーサルです。思考過程としては9ひげとサッチ以外で殴るのが効率が悪いため、この2体にドンを割り振って殴るパターンを考えます。盾がまだ残っているため均等に割り振るのは効率が悪い(1回目の攻撃を受けられて2回目の攻撃に全てのカウンターを吐かれて守られてしまう。)のでなるべく1回目の攻撃はガメりたいです。10000と18000 or 11000と17000 or 12000と16000くらいまでが選択肢でしょうか、盾含めカウンター9000くらいは流石にありそーと思って実戦では10000リーダーから問いかけました。受けてサッチ全ドンは守れないのでここはカウンターを吐いてくるはずです。ただ前述した通り厳しいリーサルなので色々と割り切る必要がありました。ここではラディカルを持たれていたら負けと割り切って11000から問いかけるのが一番勝率が高そうです。11000から入るパターンを神視点で考えると、盾で受けると17000が守れないので

⑴2000カウンター2枚で守る
⑵1000カウンターとガードポイントで守る

⑴の場合はお玉を切ったことから2000カウンターがない読みで9000で殴って盾で受けると次のリーダー14000が守れないのでガードポイントを使うしかなくリーサルいけそう
⑵の場合は神視点の1000ない読みで8000か10000で殴ればリーサルいけそう!

という感じで殴り方によってはリーサルいけた(多分)ので、まだまだ修行が足りないなと感じます…細い勝ち筋を通す力が足りていなのが、カードゲーム本当に上手い人との差だなと思います。

スペシャルサンクス

 まとめてのお礼になってしまい恐縮ですが、仙台のONE PIECEカード勢で毎日の調整に付き合ってくれた皆様、会場やTwitterで応援してくださった皆様、大会後の宴に参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。決勝大会も頑張りたいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。

おわりに

 もしこの記事を読んでいただいて有料の価値あると思っていただいた方がいましたら投げ銭お願いします!単純に万能ねぎ。を応援したいという方と万能ねぎ。に貢ぎたいという方もお願いします!

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