ハンドメイドは難しいけど楽しい
今月も元気に作品のデザインを考えてるセチです。
相変わらずデザイン用ノートの中身がぐっちゃぐちゃのごちゃごちゃになっていますがこのびっしりさが段々癖になっています。
そんなデザイン用ノートですが実は数年前からハンドメイドを趣味として作っていた初期では描いていませんでした。
製作する際は全てが頭の中で想像し、それをぶっつけ本番で作るというスタイルだったのでそりゃもう沢山失敗するわけで・・・。
頭の中で完成図を思い浮かべてそれをぶっつけ本番で作るのではなくもっと準備した方が理想の作品が作れるのでは？と考え、それがきっかけでデザイン用ノートを作りました。
使用する空枠とパーツを置きながら初めてノートにデザインを考えた日、みるみるうちに沢山のデザインが思い浮かびました。
自分の作りたい作品を思い浮かべそれをノートに描く。
ですがじっくりデザインを考え、それらを実際に作っても思っていたより注目されないなという事は今でも沢山あります。
例えば空が大好きでそれを題材にした作品を製作している方がいたとします。
最初は楽しく作っていましたが月日が経つにつれ沢山作ろうが見向きもされず次第に自信を失い、結果自分の「好き」を捨てて売れるようなデザインの作品を作り、だんだん注目されるようになりました。
もちろんこれは商売なので生きて行くためには売れる作品を作らないといけません。それも活動するにあたって大事なことではあります。
でも個人的には売れる作品を作るって自分の個性を消すという事にも繋がるんじゃないかと私は思うのです。
これは完全に私の超個人的な考えなのでこれが必ずしも正解とは限りません。
先程のはあくまで例ですが私だったら空が大好きならたとえ売れなくて見向きもされなくてもずっと作り続けます。
好きだからこそ空の作品を作るんですよ。
沢山の作家さんがいるので似たような作品を目にする事はありますが全員が全員同じではないしテーマが同じでもその作品に込められたコンセプトや想いは作り手によって違うからです。
甘い考えかもしれませんがせっかくなら自分の好きと個性で成功して売れたいじゃないですか。
実は最近自分の作品は見向きもされないし無価値なんじゃないかとめちゃくちゃ悩みまくっていました。
本来ならそんなこと考えたくもないですがその日は溜まりに溜まった己の感情と悔しさとなんて私は駄目な奴なんだという自虐で何度も泣きました。
そうして悩んで悩んで感情と一緒に溢れまくった涙と共に出た結論は思い切って割り切ること。
私が作る作品には全て自作のオリジナルストーリーを盛り込んで製作しているのですがそれは私の消してはならない「自分だけの個性」
どんなに自信を無くそうがこだわり・好き・趣味・個性を全て捨てて売れる作品を作って日の目を浴びても全く嬉しくない。
ほら、スプラなら環境武器や強い武器を使うのは悪いことでは無いし人の勝手なのですがどんなに負けようがやっぱり自分の愛した持ち武器で勝ちたいじゃないですか。それと一緒なんですよ。
自分が一から手掛ける作品なら自分の「好き」が１００％込められた作品を表に出して勝負したい。
それが私の作品に対する想いです。
そんなこんなでいい歳した大人が泣いて頭がスッキリした次の日に１１月の新作を作りました。
作品を製作する度になんで私が作る作品ってこんなに可愛いだろうという感情が脳を支配してきます。
これを見ているあなたは前に書いてあった「ですがじっくりデザインを考え、それらを実際に作っても思っていたより注目されないなという事は今でも沢山あります。」の所までもう一回見返して見て下さい。
沢山泣いて自信が無いと落ち込んでも実際出来た作品を見たらあまりの出来栄えに満足してにこにこしてしまう。
自分の作品が無価値なのかなとかそんな悩み全部吹き飛んじゃうんです。
ハンドメイドってその人の個性が全面に押し出されるから好みもはっきり出るし不安になる事もしばしば。
ですがその難しさがハンドメイドの面白さであり魅力なんですよ。
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あなたの気に入った作品に出会えたら幸いです。