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体調不良な2月

 今年の2月は、食中毒になりコロナ陽性となった。月の1/3は体調が悪かった。一人暮らしの、体調不良は身体的はもちろん精神的にかなりくる。だが、時期も時期なので他人との接触はできない。Uberの配達員さえもだ。

 まず、食中毒になったのは2月1日だ。2月初日からロケットスタートだ。39度オーバーの熱が出て、頭痛がして、お腹はシャーシャーで、ひどい時は5分に1回はトイレに篭らなければならない。何も口にしていなのに止まらない。そんな訳ないが、内臓まで出てるんじゃないかと思った。もちろんコロナだと思い病院に行こうと試みるが受け入れてくれる病院を探すの一苦労だ。なんだかんだ病院に行けたのは2日後だ。普段聞き流しているニュースで流れている医療逼迫の影響が降りかかってきたと思った。そして会社からはPCRを受けろと言われるが、PCRキットが足りず医師判断で検査で、何とか見つけた病院では医師判断で検査はしなかった。便の検査はした。病院で体温測るときに限って37.6度で、帰ったら38度なのだ。なんかわからないけど、病院では高くあれと思った。実力発揮できなかったみたいな。そんなこんなで、PCRは受けず薬だけ受け取り帰宅。よくならない。上司からはPCRを受けろと言われる。会社は好きではないが、上司は優しく良く思っている。また、病院探しがはじまる。家の周辺ではもう見つからないので隣駅で探し見つける。移動時間が長くなるとトイレがとにかく怖い。案の定、病院近くでビックウェーブがくる。病院でトイレを借りようと思うが、感染対策で建物内にすら入れてくれない。病院探しの次は、トイレ探しだ。なんとかトイレを済まし、PCRを受ける。病院の外で唾液をため、容器に入れる。唾液は出そうと思うとなかなか出ないものだ。そんなこんなでPCRの結果が2日後にきた。陰性だ。よかった。だが、最初に行った病院から便の結果の連絡がきた。こっちは、食中毒だ。生の鶏肉を食べた覚えはないかと聞かれた。心当たりがあった。1月末日に友人と焼き鳥を食べに行った。それだ。と思った。ここまでで5日間かかっている。この時期に焼き鳥で食中毒なんて、ややこしすぎる。そして、今は焼き鳥恐怖症だ。ここまでが2月の体調不良第一弾。

 ここからが第二弾。食中毒が治り有休と休みが重なり3連休。休日後、2日間出社した。2日目の帰宅途中から体がだるい。喉が痛くなってくる。やばいと思う。こんなスパンで会社に体調不良を報告するのも気が引けると思う。帰宅。体温を測る。ピピピッ。39度。流石に報告だと思い上司に報告する。少し怪訝そうな声色だったが、PCRを受けろ言われお得意の病院探しだ。この日が木曜日。次の日は祝日。やっている病院はない。家の近くで土曜日にやっているところを見つけるが金曜日の14時から電話で店員ありで予約制だ。一昔前のチケット争奪戦と一緒だ。正直、この病院を逃すと他にアテがない。14時になり電話をかけるが繋がらない。14時30分くらいになりやっと繋がる。半ば諦めていたがなんとか予約できた。発信履歴を見ると20回かけていた。次の日、土曜日の午前中に病院に行く。今度は建物内に入れてくれる。また、唾液を吐く。後からきたカーテン越しの隣の人に先を越されどこか焦りながらも指定の量を出し、看護師に渡す。その日の夕方、病院から連絡がくる。陽性だ。と。熱があり、喉が痛く、痰と鼻水。完全なるオミクロン株の症状だ。発症は木曜日なのでここから8日間の自宅療養が始まる。ここからが大変だ。会社に報告。そして、家から出れないとなると困るのが食糧と洗濯だ。普段、外食に頼っている人の冷蔵庫には調味料しか入っていない。病院帰りに3000円くらいはコンビニで買ってきたが、8日間は持たない。とりあえずUber。県からの配給の予約をする。2日間くらいかかるとのことだ。実際、それくらいで届いた。あと、地元に住んでいる母親に相談。急いで送ってくれるとは言ってくれたがそれも2日間くらいはかかりそう。ありがたい。食欲がそこまであるわけではないが、8日間家から出れなくて食糧がない一人暮らしの一室はどこか不安を感じる。そして、洗濯は溜めてしまい普段コインランドリーに頼っているため困ったのだ。普段、面倒と思い楽している分が分かりやすく降りかかってきたのだ。また8日間、自宅から出られないとなると時間を持て余すかもなと思った自分は甘かった。こういうときに限って会社からの電話が鳴り止まない。喉が痛いというのにみんな自分の業務に必死で他人の体調を気遣える人は少数なのかと思った。その少数の方は大切しようとも思ったし、自分も優しくあろうと思った。当たり前だが喉が痛いときに、喉を使わない方がいい。血までは出ないが、変な味はしてくる。正直、仕事的にコロナになったタイミングは都合が悪かった。しかし、病気の人をフォローできないのはいかがなものかとは思う。改めて日本人は、抱えすぎだし真面目すぎると思った。ついつい愚痴が出しまった。そんな、強制在宅勤務のなか楽しみにしていたのが北京オリンピックの女子カーリングだ。なぜか分からないが、高校生くらいの時からカーリングを見るのが好きだ。ルールは単純だけど、頭脳戦であり精密さが求められかつチーム戦である。類似競技もないように思う。ついつい毎回テレビで見始めると見入ってしまう。今回は、開催地が北京ということもあり大体ちょうどいい時間に競技が行われている。3戦くらいは最初から最後まで通しで見ることができた。あと日本女子カーリングは、選手とチームがほんとにいい。氷上での選手同士の会話が聞こえてきたりとそこも見ていて面白いひとつだ。一回くらいに見に行ってみたいと毎回思う。そんなこんなで、自宅療養が明日でラストなのだが退屈だと自分が思わないように上手く騙し切れたと思う。普段休みの日は、時間がもったないと思い外出することが多い。午後くらいに出て、疲れて夕方くらいに帰ってくるのだが。考えてみると、10日間もまるっきり家を出なかったことは人生でなかったかもしれない。文明の利器もありなんとななる。

食中毒になって思ったことは、お腹が痛いと生の鶏肉は食べないだ。

コロナ陽性になって思ったことは、自分が思っていたより人に迷惑をかけるるんだなだ。

健康に気にかけよう2022年だ。


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