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なぜボート競技なのか

大学時代はボート部に所属していました。ほぼ毎日朝5時ごろには起床して2時間ほど練習。朝飯をかきこんで自転車で40〜50分かけて学校に向かって授業に出る(?)。授業が終わったらまた自転車で部活の合宿所へ向かって練習を行い、9時半には就寝。そんな生活を行っているボート部員は必然的にいろいろな身体の不調を訴えます。大学で理学療法学を専攻していた自分は他の選手のトレーニングやコンディショニングに関わるトレーナー活動も行うようになり、次第に将来的に仕事としても行いたいという気持ちが強くなりました。

本格的に仕事として目指し始めたのは学部4回生のことで、積極的留年を決めて1年間ボート競技にうちこんでトレーニングを行いながら、今後日本代表選手にも関わるために日本体育協会(現日本スポーツ協会)公認アスレティックトレーナーの取得も目指し始めました。当時所属していた部活に社会人トレーナーとして関わっていただいていた恩師のおかげで日本ボート協会からの推薦をいただくことができ、現在では資格も取得して本格的なトレーナー業務も仕事として行うことができるようになりました。

学部を卒業した後は大学院まで進学して主にボート競技で多く発生する腰痛に関する調査や治療の研究を行っていましたが、様々な障害について学ぶ中で障害者スポーツに関しても興味を持ち始め、障害者ボート競技にも関わり始めました。現在では所属していた大学ボート部と琵琶湖で活動をしている障害者ボートクラブ、また日本代表選手にも少しずつ関わらせていただいています。それぞれの活動で得た経験や、調べたことをもとに有益な情報を発信していけたらと思うのでよろしくお願いします。


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