Review1:【NIKE】Ja1 EP
EN-TRAIN labバッシュレビュー1足目として選んだのはNIKEから発売されているJa1 EP。
¥15,000弱の価格ながら堅実な仕様で多くのプレイヤーが気に入って着用している本作。
シグネチャー本人は不祥事を起こしたり、怪我でシーズン途中離脱したりと振るわない状況ではありますが、シューズ自体は高い人気を保っているこのモデルをレビューしていきます。
EN-TRAIN labでもYouTubeでのレビューに倣って客観的に性能を測定する性能評価と、実際に着用した感触から評価する着用評価の2つの評価をベースに進めていきます。
1:モデル概要
今回のレビューカラーはホワイトベースのCNYカラーのJa1になります。
実はJa1 EPは初期カラーのSmokeを買ったんですが、私が着用しているのを見た知り合いがどうしても欲しいという事で譲ったために手持ちのJa1がなくなったことで新たに買ったのがこのCNYでした。
(ちなみにこの知り合いにはKyrie5やFoamposite oneなども強奪されております、、、)
個人的にはブルーベースかそれに近いカラーが欲しいと思っていたのでホワイトベースで爽やかなスカイブルーのカラーが使われているCNYも個人的には"アリ"なカラーリング。
今作はYear of the Dragon CNYとしてデザインされており、龍をモチーフにして爽やかかつ豪華な仕上がりとなっています。
クッションの構成はフルレングスのクシュロン+フォアズームエア。
ズームエアは小型の長方形型が採用されており、構成だけ聞くと廉価モデルと言われても差し支えない構成となっています。
そんなJa1ですが、カラーによってソールユニット、アッパーともに作りが少しずつ異なります。
私が実際に履いたSmokeとCNYを比較すると、ソールユニットの違いは軽微でクシュロンの硬度が若干違いました。
ミッドソールの厚みや平坦度については同等。
アッパーはヒールカップ以外の成型はほぼ同じで、フォア側のレースホールがSmokeではループだったのがCNYだとホールになっているといった違いがあります。
本レビューではCNYのパフォーマンスを中心にまとめていきます。
余談ではありますが、Ja1に限らずカラーやサイズの違いで特性が変わるというのはよくあることなのでカラーの違いや個体差を追い出すと基本的にバッシュ選びに納得は生まれません。
ある程度の差はフィッティングやサイジングの調整、そして着用者の身体操作の適応能力で合わせていくのが一番パフォーマンスを引き出すのに間違いはないかなと思います。
私自身、高剛性・高反発のモデルが合う身体の特性ではありますが、低剛性のモデルなども数多く履いているのでそれによってアジャストする能力も向上して色々なモデルを履いても一定のパフォーマンスは担保できるようになっていると感じています。
そんなことも踏まえながらCNYの性能値・着用感を見ていきましょう。
2:性能評価
まずは性能評価から。
Ja1は高反発かつ比較的高剛性のモデルである、というのが巷の(主観的)評価だと思いますが、客観的に見た性能はどうでしょうか?
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