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年末年始のおともに!アライたちが登場する映画🎥
こんにちは、くにたち男女平等参画ステーション パラソルです。
12/1~12/28まで「アライウィークくにたち2024」を開催中。
パネルやイベント報告などは、ホームページをご覧ください🎶
今日は、アライたちが登場する映画をご紹介したいと思います!
『ステージマザー』(2020年公開)
保守的な田舎町で夫と2人で暮らし、教会でコーラス指導をするメイベリンのもとに、ある日息子リッキーの訃報が届きます。
リッキーの葬儀に駆けつけたメイベリンが見たものは、ドラァグクイーンたちのリッキーへの歌とダンス。リッキーは、ゲイであることを否定され、家を出たままになっていましたが、パートナーと一緒に暮らし、ゲイバーを経営していました。しかし結婚していなかったため、リッキー名義のゲイバーやアパートはメイベリン達が相続することに…。メイベリンは傾いたゲイバーを盛り立てていくため奮闘し、はじめて、息子がどんな人たちに愛され、支えられて生きていたか、そして自分自身が本当はどう生きたいかを知っていきます。
https://stage-mother.jp/
『パレードへようこそ』(2014年公開)
1984年、サッチャー政権下の荒れるイギリス。始まりは、ロンドンに住む一人の青年のシンプルなアイデアだった。炭坑労働者たちのストライキに心を動かされ、彼らとその家族を支援するために、仲間たちと募金活動を始めたのだ。しかし、全国炭坑組合に何度電話しても、寄付の申し出は無視される。理由は一つ、彼らがゲイだから。炭坑組合にとって、彼らは別世界の住人でしかないのだ。そこへ、勘違いから始まって唯一受け入れてくれる炭坑が現れる! 寄付金のお礼にと招待された彼らは、ミニバスに乗ってウェールズ奥地の炭坑町へと繰り出すのだが──
『キンキーブーツ』(2005年公開)
父の急逝で、伝統ある靴工場の4代目を継いだチャーリー。けれど工場は倒産寸前!従業員をリストラし、やけ酒をあおっていた彼はドラァグクイーンのローラと出会い、ローラたちが、自分の足に合わない靴を履かざるを得ないという事情を知ります。チャーリーは彼女たちに売れるキンキーブーツ市場を開拓しようと考えますが…。
すぐに変われなくても、間違いながらでも、関係を修復し、また繋がっていける、そんな優しさと強さのある作品。2025年にはミュージカルも公演予定です。
今日ご紹介した映画はどれも実話が元になっている、または監督や脚本家の実体験が多く含まれる物語だそうです。
どの映画も、交流や関係が丁寧に描かれていて、初めこそ偏見や差別的な言動もあったりしますが、属性はすべてではなく、その人自身を互いに見ていくことで仲間が増えていくところは共通している点だなと感じました。
年末年始のおともに、ぜひご覧ください🎥
【年末年始のお知らせ】
12/29(日)から1/3(金)まで休館日となります。
1/4(土)は、9時から開館いたします。