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Memory 東北ツーリング in ’21秋 #3

増田まんが美術館

敗戦間もないころ、矢口高雄(本名:高橋高雄)少年は杉の皮運びで小遣いを稼ぎ、手塚治虫漫画目当てに西成瀬・中村からはるばる10㎞の道のりを自転車こいで買いに行った。

実際現地に行くと分かるけど、行きは山間部から横手盆地の増田地区へずっと下り。
逆に帰りは系統的にずーーっっと登りで、自転車では相当きつそう!

手塚漫画への情熱、もうそれだけだったのでしょう。

館内のカフェで一息

毎年この美術館を訪れますが、矢口さんが亡くなってから訪れたのは今回が初めてで、いつもとは違う感慨が。
私は漫画をほとんど読まないけど、子供のころ父が買ってきた手塚治虫の「火の鳥」と矢口高雄の「釣りキチ三平」は家にたくさんあり、親しんでました。

矢口さん亡くなってから分かって驚いたのだけど、父と矢口さんは生まれがほんの3日違い。しかも同じ秋田県。
矢口さんの半生を帰した漫画「ボクの手塚治虫」は、そのまま父の半生にも重なります。

矢口さん生家跡地

矢口さんの生家は割と最近(数年前)取り壊しに、残念。
ちなみに矢口さんの母が熱中症で倒れたとき、当時合法だった大麻を飲ませて救った高橋商店もつい最近まで生家跡の向かいに現存していました。
矢口さんの本名も高橋だから、親戚かもね。

高台から望む横手盆地

この日の逗留は横手市中心部。

全力でまわす空気清浄機

間違って喫煙OKな部屋をとってしまい、禁煙部屋に振り替えもできず、一晩中空気清浄機全開。
しかしにおいは消えず、散々な一晩に。

気を取り直し、出発!

秋田県内陸部を縦貫する国道341号、これが景色最高で、毎年楽しみにしている日本一私が好きな道。
横手に来ると、この国道341号が近づいてきた感が強まりテンション上がる。

その前に横手から田沢湖線田沢湖駅近辺まで移動する必要がある。
いつもは国道13号を北上し美里町経由で行っていたのだが、今年は地図上で、より内陸側に「みずほの里ロード」なるものを発見し通ってみることに。

これがまた、絶景で交通量も少ない最高の道。
毎年来ているのに新たな発見が必ずある、だから東北ツーリングはやめられん。

みずほの里ロード以降は次回に(^^)/

#旅のフォトアルバム

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