「オレはレオ」(後編)
前編はこちら
前回は、浪人時代に麻雀を再開するところまで書きました。
今回は、現在に至るまでどんな道筋をたどったのか、これからどんなことをしていく予定なのかを書いていこうと思います。
浪人時代
名古屋大学が不合格だったので、浪人生活に突入しました。
選んだ予備校は駿台。
親から
「1年間にかかる費用をかみしめろ」
と言われ、今まで手にしたことのない額の現金を納めに行ったことを鮮明に覚えてます。
総合的なテストを受け、一番上のクラスに振り分けられ浪人生活がスタート。
最初の志望校は
「高校同期が先輩になるの嫌だなぁ」
とかいうしょうもない理由で京都大学。
最初の3か月はちゃんと浪人生活をしてました。
部活一筋でまともに勉強してこなかったので、成績もぐんぐん上昇し、6月の模試ではB判定。
「余裕じゃね?」内心そう思ってました。
7月になると中学や高校の友人に
「ちょっと息抜きしない?」
と遊びに誘われるようになります。
ここで再会したのが「麻雀」
友:「麻雀覚えたんだけど一緒にやらない?」
こうして手積み麻雀を友人の家でやることに。
これがまぁ面白いわけです。
そこから昼間は予備校、夜は麻雀の生活が始まりました。
麻雀はおもしろすぎて、気づいたら朝です。
そこから予備校をちょくちょくサボり始めます。
今思えば「なーしとんねん!」です。
そんな生活を1か月くらいして、勉強へのモチベーションが落ちていることに気づき、
「このままじゃダメだ。そうだ、オープンキャンパスに行こう!」
と思い立ってオープンキャンパスに行くことにしました。
普通なら第一志望の京都大学を見に行くのですが、日程が模試とかぶっていたため、どうせなら旅行がてらと選んだのが「北海道大学」
まぁなんて魅力的な場所なんでしょう。
「北大でよくね」
逆にモチベーションが落ちる結果に。。。
そうしてモチベーションが落ち、今までと変わらない生活がスタート。
学力は7月でピークを迎え、そのまま横ばいに。
受験本番
そうして、なんだかんだセンター試験当日を迎えます。
特に緊張もなく、受けたセンター試験。
もちろん2日目終わった後はそのまま友人宅で麻雀です。
結果は京大C判定。北大A判定。
「北大にしよっと。」
特に迷いもなく、志望校は北大になりました。
「北大ならA判定だし、そんな頑張らんでもいいやろ~」
さらに麻雀熱が加速します。
そうして迎えた試験前日。
前入りをします。
初めて見る大量の雪に興奮しながら、まず向かったのは「不動産屋」。
まわりの受験生がそわそわしてる中、落ちるとは1㎜も思っていないので、真っ先に下宿先を決めに行きました。
おかげで超いい物件をおさえることができました。
そして受験当日、慣れない足元に2回滑ります。
「ここで滑っておくことが大事なのよ~」
数学を解いているときに事件が起こります。
これはあるあるなのですが、複素数の展開をしているときに符号の付けミスに気づきました。
全力消しゴムをしていると
「ビリッッ!!」
解答用紙を盛大に破りました。
これでメンタルはブレブレ。
そのあとあんま記憶ないです。
「落ちたら漁師にでもなるわ~」
合格発表までの2週間こればっか言ってました。
合格発表当日
もちろん徹夜麻雀。
全く手ごたえはありませんでしたが、なんと合格。
北大に進学することが決まりました。
(成績開示してみたら250名定員の250位でした)
(あぶね)
大学生活
4月から大学生活が始まりました。
まずはサークル探し!
麻雀サークルとバスケサークルの新歓に参加し、そのまま2つに所属することに。
自分が入学した学部は「総合理系」といい、1年生の成績順で2年生以降に配属される学部を選ぶことができるシステム。
そのため、バスケサークルは疎遠になり、月1.2回開催の緩い麻雀サークルだけ所属し、あとは超勉強集中モードでした。
この頃に仲良くなったのがサークルの同期でプロ試験も一緒に受けた「渡辺涼」(X:https://x.com/mtp_3900?s=11&t=Agyggb2hbYZr06-GaYXgEw)です。
獣医学部を目指していましたが、成績が足りず、理学部生物科学科に配属されることに。
2年生になり、時間に余裕ができたので麻雀に爆ハマリします。
麻雀爆ハマリ期
まず、始めたのが天鳳。
麻雀の勉強なんて一切してませんでしたが、すぐにR1800↑、4段になれたので「俺才能あるんじゃね?」とか思ってました。
しかし、特上卓で1㎜も歯が立たず、「はーくそげー」と叫び続ける毎日。
さらに、セットする仲間もでき、「リアルの方が楽しくね?」とか言って天鳳からは逃げ出しました。
その後、セットをして自分の成績を管理していると、負け組側だということにすぐ気づいたので、「麻雀強くなりてぇ」と思うようになりました。
そこで「プロの対局を見よう!」ということで2016年から始まっていた、「RTDマンスリーリーグ」を見るようになりました。
それがもう面白すぎて、自分で麻雀打たない時間はRTD!という状態になりました。
(ちなみにRTDはリーチツモドラって意味らしいです。知ってました?)
この番組でプレーヤー解説を聞き、麻雀への理解を深めていきました。
特に参考にしたのが勝又さんの解説で、それ以来、「勝又さんが解説の時は見よ~」ってなるくらい追っかけてました。
そんな麻雀漬けの生活の2年生が終わったころ、麻雀サークルの代表が失踪しました。
「新歓どうするんだ?」となっているところで「自分が代表やる✋」と立候補し、3年生から代表をすることに。
そのころから麻雀荘ブルーチップで西野さん(https://x.com/35007000t?s=11&t=Agyggb2hbYZr06-GaYXgEw)にお世話になっていました。
この頃にとにかく麻雀を勉強しました。
自分が思う麻雀勉強法はまた別の機会にまとめます。
そして2020年。
西野さん:「俺が雪華王決定戦(北海道プロリーグ)優勝したら村上と渡辺、連盟受けろ」
村上、渡辺「いいでしょう」(超生意気)
こんなやりとりがあり、本当に優勝したので連盟を受験することに。
渡辺は筆記満点、自分もそこそこの点数で合格し、プロとしての活動が始まりました。
大学院進学&コロナ禍
そしてこの頃、コロナウイルスが大流行します。
大学院に進学した自分は、バイトがなくなり収入がなくなったため、翌年は「休学」を選択し、お金を貯めることに専念することを決めました。
休学の期間中、自分の進路選択が迫っていたので、すでに就職している高校同期などの話を聞きましたが、みんな辛そうでした。
「就職せずに起業すればよくね?」
この時からこう考えるようになりました。
休学中、思ったよりお金が貯まったため、
「もう1年休学してお金貯めて、そのお金で起業しよっと」
このくらいのノリで休学2年目に突入しました。
大学院卒業
復学し、先輩に超お世話になりながら修士論文を書き終え、2024年3月に
紆余曲折ありましたが、無事大学院を修了しました。
卒業後は、就職はせずに新たな事業を始めることにしました。
次回のNoteでは新しく始める事業について書きます。
その他には「麻雀プロ活動」「寄生虫研究」など色々テーマ残っているんでお楽しみに!