【第0365稿】動くな動くな近本!じっとしとけ!問題(別名サイン盗み問題)についての考察。
この動画が一番分かりやすかった。
これが全体像。
世にも珍しい村上の激高。
2塁ランナーの近本が、打者佐藤に対してキャッチャーミットの位置からコースを伝達したという、いわゆる「伝達行為(サイン盗み)」について。
動画を見る限り、近本の動きは明らかにおかしい。おかしいが、それが伝達行為であるかどうかは正直断言出来ない。ただ、「おかしな動きをしている」ということは間違いない。
近本がおかしな動きをしたとされる直後、阪神ベンチ側から(おそらく井上コーチか矢野監督)が大声を出して近本に何かを言った。それが
「動くな動くな近本!じっとしとけ!」
村上、茫然と立ち尽くしつつ3塁ベンチを睨む。
そして3塁ベンチからは野次が。
「なんやゴルァ!おい!」
「絶対やってへんわボケ、アホぉ!」
村上、それを受けて村上は3塁ベンチに向かい抗議。
何を言っているのかまでは分からなかったが、どうやら高津監督が
「じゃあ(近本が)動くなよコラー!」と言い、村上は
「そうだよ!」と言っている様子。
「だって動いたらあかんのでしょー!」
藤本コーチに対しても、
「動かないように言われたんでしょう。野球にならんでしょう」
って言っているように聞こえる。
それに対し、阪神ベンチは
「ごちゃごちゃ言うなボケ!」
「なんじゃゴルァ!」
「やいやい言うなゴルァ!」
である。いくら関西の球団だからと言えど、少々品性に欠けるなぁ。
で、矢野監督の言い分。
こっちも…随分トンチンカンな回答で。
今回の一件、おそらくこう。
近本の動きは明らかにサイン盗みだが、チームとしてではなく独断で行ったこと。以前も似たようなことがあったらしいので、常習犯と言えなくもないが、阪神としてはそんな指導していないしやってはいけない行為だと分かっているので、
「動くな動くな近本!じっとしとけ!(疑われるぞ)」
である。その後様々な言い分が飛び交うが…矢野監督の言い分が「トンチンカンだ」と私が思うのは、この問題の本質が分かっていないからである。
いいか?
ヤクルトファンは別に、サイン盗みそのものに対してはさほど怒っていないのよ。そりゃヤクルトの選手は近本の行為そのものに激怒しているかもしれないが、ファン目線で言えば問題はそこじゃない。
我々の希望の星である、21歳の村上に対して浴びせた罵詈雑言。
これが許せないんだ。
矢野さん。分かる?21歳の小僧がだ。49歳の井上コーチや52歳の矢野監督から、「ボケ!アホ!ゴルァ!」とののしられたんだぞ。実のおやじくらいの年齢の人間にだ。憧れていたプロ野球の、コーチや監督と呼ばれる人たちに、激しく罵倒を浴びせられたんだぞ。
「こっちも疑われていら立ってしまった。ごめんな村上」
この程度でも良いんだ。この程度で良いから
謝ってくれ、矢野監督。
ヤクルトファンはそれで水に流す、と約束するよ。
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