【第0692稿】最強戦の特別ルールをもう少し噛み砕いてみる。そして噛みついてみる。
要するに、だ。
オーラス、トップ目で親だった場合。
1.上がり止めで優勝。
2.流局時聴牌でも伏せれば(ノーテン罰符で逆転されなければ)優勝。
オーラス、2~4着目で親だった場合。
3.とにかく連荘して逆転すれば優勝。
4.最低でも聴牌流局で次の局へ。
オーラス、トップ目で子だった場合。
5.自分が上がれば優勝。
6.親がノーテンなら優勝なので、連荘させないよう鳴かせない。
オーラス、2~4着目で子だった場合。
7.上がれば次の局へ行けるので、とにかく上がりを目指す。
8.上がれない場合、2~4着目に差し込めば次の局へ。
多分これ、オーラス目無しの選手が配牌オリするのを防ぐためのルールだよね。それ自体はまぁ分からんでもないんだけど、さ。
「オーラス一発勝負」で「役満条件」をどうやって作り上げるか、みたいな痺れる展開が無くなるってことでもあるじゃん?だとすると、こんな漫画みたいな劇的な展開が無くなる、ってことでもあるんだよ。
みんな観てたよね?これ。これが「最強戦」だと俺は思うんだ。
もっと言えば、これぞ「麻雀の醍醐味」だとも言える。
高打点大好き人間の俺だからこういう展開が好きなだけかもしれない。もしかしたら、こんな一か八かよりも細かく上がりを重ねて逆転優勝する方が面白いと思う人がいるかもしれない。
それはそれで良いと思うし、今回はあくまで「特別ルール」なので、おそらく試験的な試みなんだと思うし。
でもやっぱさぁ。
「オーラス条件戦」って面白いじゃん?2021の瀬戸熊プロが魅せた大逆転倍満ツモとか、のちに映画にまでなるくらいみんな震えたじゃんか。
これが無くなるっつーんだから寂しいよ。
いや、実際には無くならないかもしれないけど、でも「四暗刻無理っぽいからトイトイでいいや」という妥協だらけになると思うんだ。
みんなどう思う?このルール。
俺は「やっぱあんまし良くないのでやめよう」で終わると思うんだよな。
てかそうであってほしい。
これじゃ日吉さんも絶叫しづらいよ。
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