【第0179稿】俺的「泣けるアニメ」を1つだけ紹介します。
泣けるアニメは何ですか?
うーん…まぁ、紹介している人が泣けると言っているので否定するわけではないが、クレヨンしんちゃんの劇場版で一番泣けるのは「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」だと思うんだけどねぇ…。
ま、普段ギャグなアニメほど、映画になると泣けるというのはもはや王道。大長編ドラえもんでやたらとジャイアンが優しい、くらい王道。
そんな中、私が「泣ける」というただその一点で推すならもちろん「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」でしょう。通称「あの花」。
元々はテレビアニメだけど、再編集して劇場版になっているからいいよね?
まぁ、簡単に言えば青春後悔アニメ。子供の頃に色々あって友達を亡くした少年少女が、高校生になって突如現れた友達の幽霊を成仏させるべく、少年少女や幽霊がそれぞれ持つ後悔を紐解き、懺悔する、という話。
なんだ、ざっくり言うとすげぇ簡単な話に見えるな。
個人的には。幽霊が主人公の妄想ではなく、少年少女全員が認識できた時点でちょっと萎えたけどね。でも全員が懺悔するに至るまでには、やっぱ必要な展開なんだろうけど。
ともあれ、おススメです。もう9年前なんだ、すげえな。
ついでに、リンクで紹介されていた「たまこラブストーリー」。京アニのオリジナルアニメーションが劇場版になったヤツ。これ、申し訳ないけど個人的にはちっとも泣ける話ではない。ほんわかする話だと思う。
もうさ、オリジナルだからってやりすぎなんだよ。
登場人物の名前がまずひどい。主人公の女の子が「北白川たまこ」で妹が「あんこ」。父が「豆大」。爺さんが「福」。餅屋。
安易!
相手役の男の子が「大路もち蔵」。父が「吾平」。餅屋。
安易!
良く分からない鳥の名前。「デラ・モチマッヅィ」。餅屋で飼われている。めっちゃ日本語しゃべる。その元飼い主にして、南国の王子。「メチャ・モチマッヅィ」。そのお供が「チョイ・モチマッヅィ」。
山田尚子は餅に恨みでもあるのか?
ただ、ふたを開けてみればほのぼのアニメでした。なんというか、ジュブナイル群像青春アニメ、って感じ。山田尚子監督の得意ジャンルなんだろうね。個人的にはチョイ・モチマッヅィの立ち回りが面白ポイントかなと。
話は逸れるが、京アニが徐々に復活しつつあり嬉しい限り。
メイドラゴンの二期が今から待ち遠しい。