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【自己紹介】パラリアの中身と企みを簡単に書きます
「自習ってみんな重要だと言うのに、自習サポートに特化した塾ってなくない?」
そんな疑問が私の原点でした。
自習といっても、最近流行っている「AIが自動で弱点を分析!」とかではありません。
2016年、オフィスレイアウトや暗黙知について研究していた大学院修士1年だった私(代表:浅見)は、自習サポートに特化した、自力で学ぶ力の向上にこだわった学び場が創れないかと考えました。
ご縁があり、昔塾をやっていたご経験のあるシニアの方々と一緒に、パラリアを創業しました。
2020年現在、創業から4年が経ち、なんとか続けてこれています。
ビジョンに共感して参画してくれる方にも恵まれ、現在メインメンバーは7名、外注等でお手伝いいただいている方を含めると10名の組織になりました。
拠点も春日部に3箇所、本郷東大前に1箇所にまで拡大しました。
この記事ではパラリアの紹介を簡単に(といってもどうしても詳しくなりすぎてしまうのが悩みです)まとめます。
◆なぜやっているのか
個人最適:
学ぶ人は皆、それぞれ自分に最適な学習環境・教材・学習方法があり、それは誰一人として同じではない
我々が確信している指導スタンスです。
塾というとどうしても、「この方法で勉強すれば合格します!」という教材、先生、勉強方法、システム(最近でいうAI)等が存在し、それに生徒を合わせようとします。
この話題だけで色々出てきてしまうので一旦省略しますが、共通することは
①学習には効率的なやり方が存在する(画一的な答えがある)
②ある程度同じシステムを提供することで効率性をUPさせている(ビジネスとして仕方ない)
と考えています。
いずれにしても、上記2つの事情や決めつけから逃れられなければ、いわゆる昔から変わらない「塾」になってしまいます。
一方我々の「個人最適」という考え方は、上記の両方にも当てはまりません。
簡単に言えば、「ビジネスとして成り立ちにくく、答えがないフワフワしたもの」になってしまいます。
こういった問題に立ち向かうために、パラリアを創業しました。
パラリアが継続・繁栄するということはつまり、上記2つの「塾」の前提から逃れ、新しい学び場が作れたことになり、さらにそれが世間に受け入れられたことの証明になると考えています。
以上のことを体現するために、パラリアという学び場をつくりました。
◆どのようにやっているのか
上記の「なぜ」を元に、どのように取り組むかを考えると、運営システムとスタッフの動き方を一新する必要があるという結論に至りました。
●運営システム
基本的に授業はしません。授業では個人最適できないからです。
学習塾事業以外にも、基本的には講義形式はとっていません。つまり、生徒さんを画一的に扱うのはやめました。
当然、労力がかかったり、システム化できなかったりします。経営的には非効率極まりないです。
しかし、ビジョンが個人最適である以上、まずは個人最適になりえないシステムは導入しないことからはじめました。
そのため、スタッフは基本的に手が空いています。
手が空いているからこそ、勉強で悩んでいる生徒さんにスタッフの方から声をかけて悩みを聴くことができたり、スタッフが自分の目標に向かって努力する時間に当てたりすることができます。
スタッフが自分の目標に向かって努力する場で、生徒さんも自分の勉強をします。
スタッフと生徒さんは「目標に向かって努力する」という点では共通&平等です。スタッフと生徒さんは、お互いに影響を受けながら、自分の目標に向かって努力します。
パラリアとはそういう場です。
●スタッフの働き方
基本的には上下関係が少なく、個々人が各々の課題に取り組みます。
課題の大小よりも、各自が自分で問題解決することに重きを置いています。
スタッフ一人ひとりは、自分なりにチャレンジをし、各自なりの成長をします。そして、自分が普段努力していることをどんどん生徒さんに共有します。
生徒さんは、スタッフがそれぞれ、自分の目標に向かって自分なりに努力し、そして成長していることを目の当たりにします。
こういった、コントロールしきれない影響を想定して全体の空間と働き方のルールを決めています。
これによって、各自が自分の考え方を否定されず、思い思いの問題意識を持って仕事をすることができます。
(企業としてのミッション・ビジョン・バリューは最下部にまとめました)
◆何をやっているのか
以上のような、「なぜ」と「どのように」を持って、さまざまな事業に取り組んでいます。
事業は2つ、拠点は3箇所あります。
●学習塾事業:パラリア春日部校・東大前校
パラリアのメイン事業です。大学受験の指導をしつつ、高校生のやりたいことを応援する学び場です。
●創業当時の取材記事
●自習室事業:有料自習室&study
学習塾事業や、私の研究の中で知った知見をベースに、高校生だけでなく一般の方に作業スペースを提供しようと考えて創った場です。
◆誰がやっているのか
●代表:浅見
創業して間もない頃のインタビュー記事(マイナビ)
創業して間もない頃のインタビュー記事(ONLY STORY)
●経理:伊藤
共同創業者。浅見と共にパラリアを立ち上げた。
●中心メンバー:鈴木
教員免許を取得したが、教員にはならずにパラリアに参画。A"sの代表取締役を兼任。
指導にかける想い(ONLY STORY)
長くなってしまうので一旦3名にとどめました。各校舎のスタッフは校舎ページをご参照ください。
最後にザックリまとめ
色々書いてきましたが、まとめて終わります。
●自習を極めます
ビジネスとアカデミックの両面から本気でアプローチしています
●自由な働き方ができる次世代型の教育系企業です
自由な働き方、メンバー皆マイテーマを持って前向きに努力しています
●個人最適を信条としています
皆違って皆いい。個人の最適を目指して一人ひとり全力で向き合います
ーー以下、少し硬い表現で会社のミッション等ーー
Mission -社会に対し実現したい目標-
教育業界のイメージを覆す
1.目的意識を先行させた教育システムの啓蒙
2.自学自習で成果が出ることを証明し、また多くの人が自学自習できるような仕組み(障壁の除去も含む)を作る
3.自習空間・学習空間の研究と重要性の啓蒙
4.自立学習の研究と知見の集積・創造
5.人生の選択肢は無限であることを高校生に伝え、大学進学に対する目的意識を高める
Business -事業内容-
「学習に対する意識改革」の五本柱
1.自立学習習慣の養成
・ソフト:自立学習へ導くシステムの提供
・ハード:自学自習システムによる教室運営・個人最適に特化した環境と人材を提供
2.自立学習習慣の維持・強化
軌道修正アドバイス・モチベーション維持のための声かけ・生徒以上の成長を背中で語る。
3.不安解消・信頼関係構築
学生と親世代の将来に対する不安解消と信頼関係構
4.高校から大学へのキャリアの橋渡し・志望校合格
5.意識を変える出会いの提供
目的意識形成の機会・人生の選択肢が増える機会・視野が広がる機会・殻を破るキッカケを得る機会
Vision -組織の目標となる姿-
4つのプロフェッショナル共同体
1.教育のプロフェッショナル
教育に対する熱意と哲学を持っている。教育に応用可能な学術的知識を豊富に持ち、理論と実践を自由に行き来できる。学生から憧れられる存在であり、周囲から助けてもらえる存在であり、自ら周囲を助ける存在である。大きな器を持ち、多くの学生の価値観や考え方、物事に取り組む姿勢を受け入れることができる存在である。
2.アドリブのプロフェッショナル
上からの指示に従うだけではなく、一つの大きな目標に向かって自分なりのアプローチをすることができる。自分オリジナルが当たり前という精神。会社やメンバーとビジョンを共有しつつも、自分自身が成し遂げたいことに向かっていく存在。組織に依存し過ぎない。
3.アシストのプロフェッショナル
優れた観察力を持っており、感受性に優れている。黒子であることに自覚し、学生を立てる。意欲がない人には、意欲が出る内容に向かうよう促す。意欲があり過ぎる人には、邪魔をして手綱を握る。そのままでいい人には何もしない。これらの精神は生徒にとどまらず、社内や外部の方に対しても行う。人財を洗練されたカタチで活用していく。
4.相互理解のプロフェッショナル
関係者それぞれが不満を最小化。何気ない事を褒め合える、感謝できる。短所を認め、なりたい方向に矯正し合う。
Value -組織に必須の姿勢-
教育を変革する組織
1.全員が仲間でありライバルである
2.全員の知見を総動員して闘う
3.正解は講師が持っているのではなく、生徒各自が自分で考えて納得する
4.自分自身に勝つ
5.個人の可能性を信じる
●パラリアコーポレートサイト●
ー書いた人ー
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